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ハーバード大出身学者の「マネーの掟」

2022/01/10 07:24

日刊2分でわかるアメリカ

CNBCのウェブサイトに掲載されたローレンス・コトリコフ氏のコラムが多くの閲覧数を記録しました。ハーバード大学で経済博士号を取得したエコノミストで、現在はボストン大学の教授。アメリカ政府機関、国際通貨基金(IMF)、イングラン銀行(中央銀行)などに関与するなど幅広い経歴を持つことで知られています。CNBCのコラムで、自身が実践し大学などで教える21のマネーのルールを紹介しました。

注目を集めたのは住宅に関するルール。アメリカでも賃貸派か持ち家派の議論がありますが、コトリコフ教授は「賃貸ではなく家を所有せよ」と主張しています。できれば現金で買い、住宅ローンを組んだ人は可能な限り早くローンを返済することを勧めています。収入増を金利負担が相殺するので、借金を減らすべきだと主張。住宅を持てば不動産市況に左右されず、幅広いリスクを軽減できるとしています。

株式市場への投資は慎重にすべきだとコトリコフ教授は教えています。下落するリスクを心配するのであれば、株式市場はカジノだと思えとしています。元本を確保し、利益分だけで投資した方がいいとの主張です。

キャリアに関しては転職を恐れず、自分自身のために働け。早期リタイアは経済的に自殺行為であり、公的年金は可能な限り遅く受給すべきだと続きます。常に明日のことを考えるべきだとコトリコフ教授は勧めています。

[January 07,2022] No 031844778

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