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米雇用減速、オミクロン再感染3倍、米中デカップリング

2021/12/06 07:27

日刊2分で知るアメリカ

3~5日付主要メディアの経済・ビジネス関連ヘッドライン

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)
「米雇用伸び鈍化、職復帰は増加」
「中国ディディNY上場廃止、米中デカップリング」 
「トルコ経済危機、絶望と高インフレ」

フィナンシャル・タイムズ(FT)
「米雇用の伸び、急激に鈍化」
「ECB総裁、2022年利上げ可能性低い」

ニューヨーク・タイムズ(NYT)
「米雇用21万人増、予想下振れ」
「ディディNY上場廃止、中国のウォール街離れ」

ワシントン・ポスト(WPO)
「オミクロンの再感染率、デルタの3倍」
「ファイザーとモデルナのブースター、高い抗体効果」

3日の欧米の主要メディアは、アメリカの雇用統計がトップ級でした。アメリカ労働省の11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が21万人増加、ダウ・ジョーンズがまとめた予想中央値57万3000人を大幅に下振れました。失業率は10月の4.6%から4.2%に改善。労働参加率は61.6%から61.8%に上昇。平均賃金は前年同月比4.8%増加しました。

WSJは、新型コロナウイルスをめぐる不透明感を背景にアメリカの雇用者増が21万人にとどまったものの、60万人近くが復職したと報じました。FTは、失業率は改善したものの、雇用の伸びは予想の半分以下に留まったと伝えました。NYTは、雇用の伸びが予想を下振れたものの、労働市場に参加する人が増えそれほど悪くないと解説しました。

新型コロナウイルスのオミクロン型変異種が最初に確認された南アフリカの研究で、オミクロンの再感染率がデルタ株の3倍あることがわかったとWPOが報じました。WPOはまた、ファイザー製とモデルナ製のワクチン・ブースター接種28日後の抗体効果が非常に高いとする研究結果がイギリスのランセット誌に掲載されたと伝えました。

中国版ウーバーのディディがニューヨーク株式市場での上場廃止の手続きを開始しました。WSJは、米中のデカップリング(分離)が始まったと報じ、NYTは、中国のウォール街離れの兆しがあると伝えました。

[DECEMBER 03 2021] No 0318576

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