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ゲイツ夫妻離婚、14兆円資産は

2021/05/05 05:14

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マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツさんと妻メリンダ・ゲイツさんが3日、ツイッターで離婚を発表。「人生の次の段階において、もはや夫婦として一緒に成長できると思えなくなった」と投稿しました。

フォーブス誌によりますと、ビル・ゲイツ氏の資産総額は1305億ドル(約14兆2600億円)。世界4番目の富豪。1987年にマイクロソフトに入社したメリンダさんとニューヨークの食事会で知り合い、1994年にハワイのラナイ島で結婚式をあげました。2人で「ビル・メリンダ・ゲイツ財団」を立ち上げ、幼児教育やワクチン供給など人道支援の慈善活動にこれまで50億ドル(約54億4600万円)を拠出しました。離婚後も慈善活動を続けるとしています。結婚生活は27年。18~25歳の3人の子供がいます。

ニューヨーク・タイムズは、ビル・ゲイツ氏とメリンダさんはここ数年、夫婦関係に苦しんでいて、関係が崩壊寸前になったことが数回あったとする関係者の話を報じました。世界に1600人のスタッフを抱える慈善団体の行方が離婚により不透明になったとしています。ゲイツ夫妻はアメリカ最大の農場のオーナーであり、ゲイツ氏の資産管理会社カスケード・インベストメントは、フォーシーズンズ・ホテル、カナダディアン・ナショナル・レールウェイ、全米最大の自動車ディーラーであるオートネーションなどの株式を大量保有していると続けました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ビル・ゲイツ氏はバークシャー・ハザウェイとマイクロソフトの取締役を去年退任したと伝えました。去年4300万ドル(約47億円)で購入した海沿いの住宅があるカリフォルニア州、マイクロソフトの本社があるワシントン州はいずれも「コミュニティ・プロパティ州」で、メリンダさんが資産の半分を受け取る可能性があるとしています。

CNBCは、ビル・ゲイツ氏は260億ドル(約2兆8400億円)に相当するマイクロソフト発行株式の1.37%を保有、資産の半分以上を寄付する慈善団体を創設したこともあり、夫妻の資産配分は明確ではないと報じました。

[MAY 04,2021] No 03184739

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