松島新の日刊2分でわかるアメリカアメリカを知る

次世代ワクチン、錠剤もしくはスプレーも

2021/05/04 05:12

日刊2分で知るアメリカ

先週末、モデルナ製ワクチンの2回目の接種を受けました。翌日に接種箇所に軽い痛みを感じた程度で副反応は限定的でした。

ワシントン・ポストのまとめによりますと、アメリカ国内で少なくとも1回ワクチン接種した人は3日時点で1億4750万人。16歳以上全体の55.2%に相当。2回の接種を終えた人は1億550万人に達しました。3億1250万回分のワクチンが全米に配布されました。

ニューヨーク・タイムズは、アメリカ国内でワクチン普及が進んだものの、目標である「集団免疫」の達成は困難だと専門家が考えていると報じました。当初は人口の60~70%のワクチン接種で集団免疫が構成されると考えられていたが、いまは少なくとも80%必要と分析されているとしています。人口の約30%がワクチン接種を躊躇しているため集団免疫ができないかもしれないが、感染リスクが高い人のワクチン接種により正常に戻る可能性はあると解説しました。

ロイターによりますと、ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの東部3州は5月19日からほとんどのコロナ規制を解除。CNBCは、フロリダ州知事が全ての規制を3日に解除したと伝えました。

一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは、次世代のコロナ・ワクチンは服用錠剤もしくはスプレーになる可能性があると伝えました。ファイザー製とモデルナ製のワクチンは超低温保存と2回の接種が必要だが、変異種に対応し再パンデミック(疾病の大流行)を防止するため接種と運送が容易なワクチンの開発を製薬会社とアメリカ政府機関が進めているとしています。サノフィ、アルティムン、グリストーン・オンコロジーなども長期に渡り免疫を保つワクチンの開発に新規参入すると加えました。

ロイターは、アメリカの製薬会社ノババックスがコロナ・ワクチンを年末に向け欧州連合(EU)に供給する計画だと伝えました。メッセンジャーRNAのファイザー製ワクチンと異なりプロテインを使ったワクチンで、サノフィとグラクソスミスクラインも同様のワクチンを開発中だとしています。

[MAY 03,2021] No 03184738

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