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マーケット: 米株大荒れ、逃避の円買い・米ドル買い

2022/05/19 07:24

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「英ポンド急反落」

18日の欧米の外国為替市場の米ドルは4日ぶり反発。主要通貨に対する米ドルの動きを示すドル指数(DXY)は0.5%上昇しました。小売り大手の決算がコスト増で予想を大きく下振れたことを受け株式相場は大荒れ。リセッション(景気後退)リスクが意識されました。前日と真逆の展開。リスク回避ムードが強まり逃避買いで米ドルと円が上昇。ユーロは反落。英ポンドは急反落しました。リスクに敏感な資源国通貨と新興国通貨は軟調でした。

米ドル/円は0.9%安。米国東部時18日午後4時(日本時間19日午前5時)時点で1ドル=128円20銭近辺で推移。1ドル=128円01銭~129円54銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債の利回りは2.88%に大幅低下。短期金利指標の米2年物国債利回りは2.67%に小幅低下。長短金利格差が縮小するフラットニング化が意識されました。日米金利格差は縮小しました。

ユーロ/米ドルは0.8%安。1ユーロ=1.04ドル後半で推移。ユーロ/円は1ユーロ=134円10銭台の大幅ユーロ安・円高水準でした。英ポンド/米ドルは1.3%反落。クロス取引の英ポンド/円は1ポンド=158円10銭台に2%超急落しました。イギリスの4月消費者物価指数(CPI)はサッチャー政権の1982年以来の高水準。高インフレが市民生活を圧迫するとの懸念が強まりました。ユーロ/英ポンドは上昇。

資源国通貨は軟調。米ドル/カナダドルは0.6%安。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=99円40銭台のカナダドル安水準。原油安が圧迫しました。豪ドル/米ドルは1.0%安。クロス取引の豪ドル/円は89円10銭台に大幅下落。NZドル/米ドルは1.0%安。NZドル/円は80円60銭台に大幅反落。豪ドル/NZドルはほぼ横ばい。

新興国通貨は対円で軟調。トルコリラ/円は1.4%安。1リラ=8円ちょうど近辺で推移。対米ドルは10日続落。南アフリカランド/円は大幅反落、1ランド=7円90銭台で取引されました。メキシコペソ/円は1.6%安、6円30銭台後半で推移しました。

「ダウ1164ドル安、ナスダック100は5.1%急落」

18日のヨーロッパの株式相場は大幅反落。ヨーロッパ全体の指数STOXX600は1.1%安。前日の上げを消しました。ドイツのDAXは1.3%安。ロンドンのFTSEは1.1%安でした。

アメリカの株式市場は急反落。ターゲットの弱い決算が影響、コスト増が企業収益を圧迫するとの懸念が強まりました。売りが売りを呼び展開で全面安。ダウ終値は1164ドル、率にして3.6%安。S&P500は4.0%安。ナスダック総合は4.7%安。ナスダック100は5.1%安。小型株の指標であるラッセル2000は3.6%安。恐怖指数のVIXは19%上昇しました。シスコシステムズは取引終了後に決算を発表、時間外取引で急落しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物は2.5%安の109ドル59セント。金先物は0.2%安の1815ドル90セントでした。

*NY時間18日午後4時(日本時間19日午前5時)時点の状況です。

[May 18 2022] No 031844877

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