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マーケット: 米ドル売り・円売り、仏中銀総裁発言でユーロ堅調

2022/05/17 07:33

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「資源国通貨堅調」

16日の欧米の外国為替市場の米ドルは軟調。主要通貨に対する米ドルの動きを示すドル指数(DXY)は0.3%低下しました。DXYは20年ぶり高水準をつけた後に低下に転じました。アメリカ長期金利の低下も寄与し、米ドル買いが一服しました。ニューヨーク連銀の製造業景気指数は予想を大幅に下振れました。円も軟調。ユーロと英ポンドは堅調。資源国通貨は上昇しました。

米ドル/円は0.1%安。米国東部時16日午後4時(日本時間17日午前5時)時点で1ドル=129円10銭台で推移。1ドル=128円70銭~129円64銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債の利回りは2.88%に低下。短期金利指標の米2年物国債利回りは2.59%で小動き。

ユーロ/米ドルは0.2%高。1ユーロ=1.04ドル前半で推移。ユーロ/円は1ユーロ=134円60銭台のユーロ高・円安水準でした。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は「ユーロ安が物価安定の脅威になる可能性がある」と発言、材料視されました。英ポンド/米ドルは0.4%続伸。クロス取引の英ポンド/円は1ポンド=158円90銭台に続伸しました。イングランド銀行のベイリー総裁は、高インフレが最大の問題と述べました。ユーロ/英ポンドは小幅安。

資源国通貨は続伸。中国の弱い経済統計が圧迫したものの、コモディティ高が支援しました。米ドル/カナダドルは0.6%米ドル安・カナダドル高水準。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=100円40銭台のカナダドル高水準。豪ドル/米ドルは0.5%高。クロス取引の豪ドル/円は89円90銭台に上昇。NZドル/米ドルは0.5%高。NZドル/円は81円40銭台に続伸。豪ドル/NZドルはほぼ横ばい。

新興国通貨は対円でまちまち。トルコリラ/円は0.3%安。1リラ=8円20銭台後半で推移。南アフリカランド/円は横ばい、1ランド=7円90銭台後半で取引されました。メキシコペソ/円は0.2%高、6円40銭台で推移しました。

「ダウ26ドル高、ナスダック1%超下落」

16日のヨーロッパの株式相場はまちまち。ヨーロッパ全体の指数STOXX600は横ばい。ドイツのDAXは0.5%安。ロンドンのFTSEは0.6%高でした。

アメリカの株式市場はまちまち。ダウ終値は26ドル、率にして0.1%高。S&P500は0.4%安。ナスダック総合は1.2%安。ナスダック100は1.2%安。小型株の指標であるラッセル2000は0.5%安。恐怖指数のVIXは5%低下しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物は3.4%高の114ドル20セント。金先物は0.3%高の1814ドル00セントでした。

*NY時間16日午後4時(日本時間17日午前5時)時点の状況です。

[May 16 2022] No 031844875

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