松島新の日刊2分でわかるアメリカアメリカを見る

マーケット: 円買い・米ドル買い、リスク通貨に売り

2022/05/13 07:34

日刊2分で見るアメリカ

「ユーロ大幅安」

12日の欧米の外国為替市場の米ドルは大幅上昇。主要通貨に対する米ドルの動きを示すドル指数(DXY)は1.0%上昇しました。アメリカの4月生産者物価指数(PPI)は3月から減速したものの、消費者物価指数(CPI)同様に高い水準を維持しました。連邦準備理事会(FRB)の積極利上げが意識されました。景気後退懸念が拡大。アメリカ上院はFRBのパウエル議長の2期目を承認しました。株式相場は続落、金融市場全体がリスクオフの展開。円は積極的に買われました。豪ドルなど資源国通貨やユーロは大幅安でした。

米ドル/円は1.2%安。米国東部時12日午後4時(日本時間13日午前5時)時点で1ドル=128円30銭台で推移。1ドル=127円52銭~130円05銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債の利回りは2.86%に低下。短期金利指標の米2年物国債利回りは2.57%台に低下しました。

ユーロ/米ドルは1.3%安。1ユーロ=1.03ドル台後半で推移。ユーロ/円は1ユーロ=133円10銭台の2.5%ユーロ安・円高水準でした。欧州中央銀行(ECB)高官から7月利上げを示唆する発言が相次ぎました。ロシアのガスプロムがドイツ向けガス供給を停止しました。英ポンド/米ドルは0.5%続落。クロス取引の英ポンド/円は1ポンド=156円50銭台に急落しました。ユーロ/英ポンドは下落。

資源国通貨は売られました。米ドル/カナダドルは0.4%米ドル高・カナダドル安水準。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=98円40銭台の1.6%カナダドル安水準。豪ドル/米ドルは1.1%安。クロス取引の豪ドル/円は88円80銭近辺に急落。NZドル/米ドルは1.0%安。NZドル/円は80円ちょうど近辺に急落。豪ドル/NZドルは小幅安。

新興国通貨は対円で下落。トルコリラ/円は2.0%安。1リラ=8円20銭台で推移。南アフリカランド/円は大幅安、1ランド=7円90銭台で取引されました。メキシコペソ/円は1.0%安、6円30銭台で推移しました。

「ダウ6日続落、103ドル安」

12日のヨーロッパの株式相場は反落。ヨーロッパ全体の指数STOXX600は0.8%安。ドイツのDAXは0.6%安。ロンドンのFTSEは1.6%安でした。

アメリカの株式市場は続落。不安定な展開でした。ダウは6日続落。終値は103ドル、率にして0.3%安。S&P500は0.1%安。ナスダック総合は0.1%高。ナスダック100は0.2%安。小型株の指標であるラッセル2000は1.2%高。恐怖指数のVIXは2%低下しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物は0.4%高の106ドル13セント。金先物は1.6%安の1824ドル60セントでした。

*NY時間12日午後4時(日本時間13日午前5時)時点の状況です。

[May 12 2022] No 031844873

topへ