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マーケット: 米CPI控え慎重、トルコリラに売り

2022/05/11 07:22

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「小動き」

10日の欧米の外国為替市場の米ドルは堅調。主要通貨に対する米ドルの動きを示すドル指数(DXY)は0.3%上昇しました。アメリカの4月消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控え積極的な取引が控えられました。CPIは3月の8.5%から8.1%に伸びが鈍化すると予想されています。円、ユーロ、英ポンドはいずれも小幅安。資源国通貨も軟調でしたが、下げ幅は限定的でした。連邦準備理事会(FRB)の高官から6月会合の0.50%利上げを支持する発言が相次ぎました。

米ドル/円は0.1%高。米国東部時10日午後4時(日本時間11日午前5時)時点で1ドル=130円40銭近辺で推移。1ドル=129円80銭~130円58銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債の利回りは2.99%に低下。短期金利指標の米2年物国債利回りは2.60%で横ばい。

ユーロ/米ドルは0.3%安。1ユーロ=1.05ドル台前半で推移。ユーロ/円は1ユーロ=137円30銭台の小幅ユーロ安・円高水準でした。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル・ドイツ連銀総裁は7月に利上げすべきと述べました。英ポンド/米ドルは0.1%続落。クロス取引の英ポンド/円は1ポンド=160円50銭台のほぼ横ばい水準でした。ユーロ/英ポンドは小幅反落。

資源国通貨は小幅安。米ドル/カナダドルは0.1%米ドル高・カナダドル安水準。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=100円10銭台の横ばい水準。豪ドル/米ドルは0.2%続落。クロス取引の豪ドル/円は90円40銭台の小幅安水準。NZドル/米ドルは0.6%安。NZドル/円は82円ちょうど近辺の小幅NZドル安水準でした。豪ドル/NZドルは小幅高。

新興国通貨は対円でまちまち。トルコリラ/円は1.1%安。1リラ=8円50銭台前半で推移。対米ドルは4日続落、12月末以来の安値。トルコ中央銀行が通貨防衛に動きましたが、コストが大きいわりに効果が限定的と指摘されました。高インフレの中で中銀が政治圧力で利上げに動けないとの懸念が圧迫しました。南アフリカランド/円は小幅高、1ランド=8円10銭近辺で取引されました。メキシコペソ/円は0.1%高、6円30銭台後半で推移しました。

「ダウ84ドル安、原油大幅安」

10日のヨーロッパの株式相場は反発。ヨーロッパ全体の指数STOXX600は0.7%高。ドイツのDAXは1.2%高。ロンドンのFTSEは0.4%高でした。

アメリカの株式市場はまちまち。ダウ終値は84ドル、率にして0.3%安。S&P500は0.3%高。ナスダック総合は1.0%高。ナスダック100は1.3%高。小型株の指標であるラッセル2000はほぼ横ばい。恐怖指数のVIXは5%低下しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物は3.2%安の99ドル76セント。金先物は0.9%安の1841ドル00セントでした。

*NY時間10日午後4時(日本時間11日午前5時)時点の状況です。

[May 10 2022] No 031844871

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