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マーケット: 米ドル高基調、欧州通貨軟調

2022/05/03 07:27

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「円軟調」

2日の欧米の外国為替市場の米ドルは堅調。主要6通貨に対する米ドルの強さを示すドル指数(DXY)は0.6%上昇。連邦準備理事会(FRB)の会合(FOMC)を3~4日に控え、インフレ抑制をめざした積極的な金融引き締め政策が意識されました。長期金利の指標である米10年物国債利回りが一時3%台に達し、米ドル買いを誘いました。円は小幅安。ユーロと英ポンドが下落しました。

米ドル/円は0.4%安。米国東部時2日午後4時(日本時間3日午前5時)時点で1ドル=130円10銭台で推移。1ドル=129円57銭~130円48銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債の利回りは2.97%台に上昇。短期金利指標の米2年物国債利回りは2.72%台に上昇しました。日米利回り格差は拡大。アメリカのISM製造業景気指数が悪化しました。

ユーロ/米ドルは0.4%安。1ユーロ=1.05ドルちょうど近辺で推移。ユーロ/円は1ユーロ=136円70銭台の小幅ユーロ安・円高水準でした。ユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想下振れ。欧州連合(EU)はロシア産原油の禁輸を協議しました。英ポンド/米ドルは0.7%安。クロス取引の英ポンド/円は1ポンド=162円50銭台の小幅ポンド安水準でした。ユーロ/英ポンドは小幅高。

資源国通貨は全体的に軟調。カナダドルは対米ドルで0.3%安。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=101円ちょうど近辺の横ばい水準。豪ドル/米ドルは0.1%安。クロス取引の豪ドル/円は91円70銭台に小幅上昇。NZドルは対米ドルで続落。NZドル/円は83円70銭台のほぼ横ばい水準でした。豪ドル/NZドルは小幅高。

新興国通貨は対円で概ね軟調。トルコリラ/円は0.1%安。1リラ=8円70銭台で推移。南アフリカランド/円は1.3%安、1ランド=8円10銭近辺で取引されました。メキシコペソ/円は横ばい、6円30銭台で推移しました。

「米84ドル高、終盤に上昇に転じる」

2日のヨーロッパの株式相場は軟調。ヨーロッパ全体の指数STOXX600は1.5%安。ドイツのDAXは1.1%安。ロンドンのFTSEは0.5%高でした。

アメリカの株式市場は小幅反発。大幅安で推移しましたが、終盤にプラスに転じました。ダウ終値は84ドル、率にして0.3%高。S&P500は0.6%高。ナスダック総合は1.6%高。ナスダック100は1.7%高。小型株の指標であるラッセル2000は1.0%高でした。恐怖指数のVIXは3%低下しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物は0.5%高の105ドル17セント。金先物は2.5%安の1863ドル60セントでした。

*NY時間2日午後4時(日本時間3日午前5時)時点の状況です。

[May 02 2022] No 031844865

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