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マーケット: FOMC結果控えまちまち、NZドル軟調

2022/01/26 07:29

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「ユーロ軟調」

25日の欧米の外国為替市場は全体的に小動き。主要6通貨に対する米ドルの強さを示すドル指数(DXY)は0.1%上昇しました。連邦準備理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)が26日に終わるのを控え、積極的な売買が控えられました。FOMC声明とパウエル議長が利上げ見通しと保有資産縮小の計画をどう説明するかに注目が集まります。マネーマーケットは3月利上げ開始、年内約4回の利上げを予想し相場にほぼ織り込みました。

米ドル/円はほぼ横ばい。米国東部時25日午後4時(日本時間26日午前6時)時点で1ドル=113円90銭近辺で取引されました。1ドル=113円67銭~114円16銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債利回りは1.78%台に上昇。米5年物国債回りは1.56%台に上昇。短期金利の指標でFRB政策に敏感な米2年物国債の利回りは1.02%台に上昇しました。

ユーロ/米ドルは0.2%安。1ユーロ=1.13ドル近辺で推移しました。ユーロ/円は1ユーロ=128円70銭台の小幅ユーロ安水準でした。欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事は、高インフレが継続すれば金融引き締めに動くと述べました。ウクライナ情勢の緊張がユーロの重石になりました。英ポンド/米ドルは0.2%高。英ポンド/円は1ポンド=153円80銭台の小幅ポンド高水準でした。イギリスのジョンソン首相の辞任圧力が強まっていますが、市場への影響は軽微とみられています。

資源国通貨はまちまち。カナダドルは対米ドルで0.2%高。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=90円20銭台に小幅上昇。豪ドル/米ドルは0.2%高。クロス取引の豪ドル/円は81円50銭台に上昇。NZドルは対米ドルで続落。NZドル/円は76円10銭台の小幅NZドル安水準でした。NZドルがアメリカの金利上昇に非常に敏感であることが示されました。豪ドル/NZドルは小幅高でした。

新興国通貨は対円でまちまち。トルコリラ/円は小幅安。1リラ=8円40銭台で推移しました。南アフリカランド/円はほぼ横ばい、1ランド=7円40銭台後半で推移。メキシコペソ/円は0.4%安、5円50銭台前半で取引されました。

「ダウ66ドル安」

25日のヨーロッパ株式市場は反発。ヨーロッパの17カ国の上位600社で構成されるSTOXX600は0.7%高。フランクフルトDAXは0.8%高。ロンドンFTSEは1.0%上昇しました。

アメリカの株式市場は反落。ダウは819ドル急落したものの、終盤に一時上昇に転じました。ダウの終値は前日比66ドル、率にして0.2%安。S&P500は1.2%安。ナスダックは2.3%反落しました。小型株の指数であるラッセル2000は1.5%下落。恐怖指数であるVIXは4%上昇しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物3月物は2.7%高の85ドル60セント。金2月物は0.6%高の1852ドル50セントでした。

*NY時間25日午後4時(日本時間26日午前6時)時点の状況です。

[JANUARY 25 2022] No 031844798

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