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マーケット: 今週の円相場、112円台あるか

2022/01/24 07:25

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「リスク回避」

21日の欧米の外国為替市場はリスクオフの展開でした。米ドルはやや軟調。主要6通貨に対する米ドルの強さを示すドル指数(DXY)は0.1%低下しました。米国債利回りが低下したことが米ドルを圧迫しました。連邦準備理事会(FRB)が金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を翌週に控え積極的な取引が控えられました。株式相場は不安定。リスク回避で資源国通貨は軟調。逃避買いで円は堅調でした。

米ドル/円は0.4%安。米国東部時21日午後4時(日本時間22日午前6時)時点で1ドル=113円60銭台で取引されました。1ドル=113円61銭~114円15銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債利回りは1.76%台に低下。米5年物国債回りは1.56%台に低下。短期金利の指標でFRB政策に敏感な米2年物国債の利回りは1.01%台に低下しました。

ユーロ/米ドルは0.2%高。1ユーロ=1.13ドル台前半で推移しました。ユーロ/円は1ユーロ=128円80銭台の小幅ユーロ安水準でした。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏の賃金要求は控えめでインフレが年内に落ち着くことを裏付けていると述べました。英ポンド/米ドルは0.4%安。英ポンド/円は1ポンド=154円ちょうど近辺のポンド安水準でした。イギリスの12月の小売売上高は予想を大幅に下回りました。

資源国通貨は下落。カナダドルは対米ドルで0.6%安。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=90円30台に下落。カナダの11月の小売売上高は予想を下振れました。豪ドル/米ドルは0.7%安。クロス取引の豪ドル/円は81円50銭台に下落。NZドルは対米ドルで続落。NZドル/円は76円20銭台のNZドル安水準でした。豪ドル/NZドルはほぼ横ばいでした。

新興国通貨は対円でまちまち。トルコリラ/円は1%反落。1リラ=8円40銭台で推移しました。トルコ中央銀行の統計で外貨準備が大幅に減少したことが示されました。南アフリカランド/円は小幅高、1ランド=7円50銭台で推移。メキシコペソ/円は0.1%安、5円50銭台半ばで取引されました。

「FOMC」

今週の外国為替市場の最大の焦点は25~26日の連邦公開市場委員会(FOMC)。連邦準備理事会(FRB)が3月に利上げに動くとの予想が強まる中、声明とパウエル議長のトーンがどれほどタカ派かが焦点。カナダ銀行は26日に会合、利上げすると予想されています。欧米の購買担当者景気指数(PMI)とアメリカの個人消費支出(PCE)価格指数が注目。株式相場やウクライナ情勢をめぐるリスク心理も相場を動かす可能性があります。

ロイタージャパンは、FOMCでタカ派サプライズがなければ、米ドル/円に下押し圧力が強まる可能性があると伝えました。円相場の予想レンジは、1ドル=112円50銭~115円でした。

INGのアナリストは、FOMCに加えロシア・ウクライナの緊張が材料になる可能性があるとコメント。円は112円75銭~114円50銭のレンジを予想しました。カナダドルに強気、豪ドルとNZドルはやや強気とし堅調に推移するとみています。英ポンドは中立、ユーロはやや軟調な展開を予想しました。

UOBのアナリストは、今後1~3週間の米ドル/円について、短期的に米ドル安を予想するものの、113円まで米ドル安・円高が進むには113円40銭の米ドルの下値支持線を突破する必要があるとコメントしました。

「ダウ450ドル続落、ナスダック急落」

21日のヨーロッパ株式市場は大幅安。ヨーロッパの17カ国の上位600社で構成されるSTOXX600は1.8%安。フランクフルトDAXは1.9%安。ロンドンFTSEは1.2%下落しました。

アメリカの株式市場は大幅続落。ダウの終値は前日比450ドル、率にして1.3%安。S&P500は1.9%安。ナスダックは2.7%急落しました。小型株の指数であるラッセル2000は1.8%下落。恐怖指数であるVIXは13%上昇しました。ネットフリックスは22%急落しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物3月物は0.5%安の85ドル14セント。金2月物は0.6%安の1831ドル80セントでした。

*NY時間21日午後4時(日本時間22日午前6時)時点の状況です。

[JANUARY 21 2022] No 031844796

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