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マーケット: 円114円ちょうど近辺、トルコリラ急反落

2022/01/14 07:33

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「米ドル軟調」

13日の欧米の外国為替市場の米ドルは軟調でした。主要6通貨に対する米ドルの強さを示すドル指数(DXY)は0.1%低下。2カ月ぶり低水準。積み上がった米ドルのロング(買い)ポジションの調整が引き続き影響しました。アメリカの12月の生産者物価指数(PPI)がインフレのピークは近いことを示唆したことも材料になりました。新興国通貨は軟調、トルコリラが再び急落しました。

米ドル/円は0.5%安。米国東部時13日午後4時(日本時間14日午前6時)時点で1ドル=114円10銭近辺で取引されました。1ドル=114円00~71銭のレンジで取引されました。長期金利の指標である米10年物国債利回りは1.70%台に低下。米5年物国債回りは1.46%台に低下。短期金利の指標でFRB政策に敏感な米2年物国債の利回りは0.89%台に低下しました。

ユーロ/米ドルは0.1%高。1ユーロ=1.14ドル台半ばで推移しました。ユーロ/円は1ユーロ=130円70銭近辺の小幅ユーロ安水準でした。英ポンド/米ドルは0.1%高。イギリスのジョンソン首相の辞任を求める動きが与党にも拡大しましたが、イングランド銀行の金融政策に影響しないとみられています。新型コロナウイルスのオミクロン型変異種のイギリス国内の感染がピークに達した兆しがあります。英ポンド/円は1ポンド=156円30銭台のポンド安水準でした。ユーロ/英ポンドはほぼ横ばいでした。

資源国通貨は底堅く推移。カナダドルは対米ドルでほぼ横ばい。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=91円20銭台の小幅カナダドル安水準。豪ドル/米ドルは横ばい。クロス取引の豪ドル/円は83円ちょうど近辺の豪ドル安水準。NZドルは対米ドルで小幅続伸。NZドル/円は78円20銭台に小幅下落。豪ドル/NZドルは小幅安でした。

新興国通貨は対円で軟調。トルコリラ/円は2.5%安と急落。1リラ=8円30銭台で推移しました。トルコのエルドアン大統領は「通貨安は外国の金融ツールの責任」と批判。高インフレは現状を反映していないと述べました。南アフリカランド/円は反落、1ランド=7円40銭台前半で推移。メキシコペソ/円は0.3%安、5円60銭ちょうど近辺で取引されました。

「ダウ176ドル反落、ナスダック2.5%安」

13日のヨーロッパ株式市場は小動き。ヨーロッパの17カ国の上位600社で構成されるSTOXX600はほぼ横ばい。フランクフルトDAXは0.1%高。ロンドンFTSEは0.2%上昇しました。

アメリカの株式市場は軟調。買いが先行したものの、後半に崩れました。ダウの終値は前日比176ドル、率にして0.5%安。S&P500は1.4%安。ナスダックは2.5%下落しました。小型株の指数であるラッセル2000は0.8%安。恐怖指数であるVIXは15%上昇しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物2月物は0.6%安の82ドル12セント。金2月物は0.3%安の1821ドル40セントでした。

*NY時間13日午後4時(日本時間14日午前6時)時点の状況です。

[JANUARY 13 2022] No 031844791

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