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マーケット: リスク回避相場、トルコリラまた急落で最安値

2021/12/01 07:27

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「ユーロ反発」

30日の欧米の外国為替市場は米ドル安地合いでした。米ドルの主要6通貨に対する強さを示すドル指数(DXY)は0.4%低下しました。モデルナの最高経営責任者(CEO)の発言などを手掛かりに、新型コロナウイルスのオミクロン型変異種に対するワクチンの効果が低いとの懸念が広がりました。株式相場が急落、米国債利回りが急低下したことが米ドル売りを誘いました。市場全体はリスク回避度が高い展開でした。

連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、上院での証言で、インフレは一時的との表現を削除する時がきたと述べると同時に、テーパリング(量的緩和の縮小)ペースを2、3カ月早める可能性を示唆したことを受け米ドルが下げ幅を縮めました。

米ドル/円は0.4%安。米国東部時30日午後4時(日本時1日午前6時)時点で1ドル=113円ちょうど近辺で取引されました。1ドル=112円53銭~113円89銭のレンジで取引されました。連動性が高い米5年物国債回りは1.15%台に低下。長期金利の指標である米10年物国債利回りは1.44%台に急低下。短期金利の指標ある米2年物国債の利回りは0.54%台に上昇しました。

ユーロ/米ドルは0.4%高。1ユーロ=1.13ドル前半で推移しました。ユーロ/円は1ユーロ=128円20銭台の横ばい水準でした。ユーロ圏のインフレ率が前年比4.9%上昇に加速しました。英ポンド/米ドルは0.1%安。英ポンド/円は1ポンド=150円30銭台に下落しました。

資源国通貨は軟調。カナダドルは対米ドルで0.3%安。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=88円40銭台に反落。豪ドル/米ドルは小幅安。クロス取引の豪ドル/円は80円50銭台に下落。NZドルは対米ドルで小幅続落。NZドル/円は小幅安水準の77円10銭台で取引されました。豪ドル/NZドルは小幅安でした。

新興国通貨は対円でまちまち。トルコリラ/円は7%安。1リラ=8円20銭台に急落し最安値を更新しました。対米ドルでも最安値。エルドアン大統領が金利引き下げを繰り返し主張していることが背景。トルコの第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は前年比7.4%増と堅調でしたが、通貨急落の影響によるインフレ加速と経済・社会の混乱が懸念されました。南アフリカランド/円は1ランド=7円10銭近辺に上昇。メキシコペソ/円は5円20銭台後半に続伸しました。

「ダウ652ドル急反落」

30日のヨーロッパ株式市場は反落。ヨーロッパの17カ国の上位600社で構成されるSTOXX600は0.9%安。フランクフルトDAXは1.2%安。ロンドンFTSEは0.7%下落しました

アメリカの株式市場も反落。ダウ終値は前日比652ドル、率にして1.9%安。S&P500は1.9%安。ナスダックは1.6%下落しました。小型株の指数であるラッセル2000株価指数は1.9%安。恐怖指数であるVIXは18%上昇しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物1月物は5.4%安の66ドル18セント。金2月物は0.5%安の1776ドル50セントでした。

*NY時間30日午後4時(日本時間1日午前6時)時点の状況です。

[NOVEMBER 30,2021] No 031844760

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