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マーケット: NZドルに買い、トルコリラ下げ止まらず

2021/10/15 07:37

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「円軟調」

14日の欧米の外国為替市場はやや米ドル安地合いでした。米ドルの主要6通貨に対する強さを示すドル指数(DXY)は0.2%低下。新規失業保険申請件数はパンデミック後の最低水準に改善、株式相場が大幅高で推移しリスク選好の展開でした。資源国通貨は積極的に買われました。トルコリラは連日の最安値。

米ドル/円は0.3%高。米国東部時14日午後4時(日本時15日午前5時)時点で1ドル=113円60銭台で取引されました。1ドル=113円21~72銭のレンジで取引されました。米10年物国債の利回りは1.51%台に低下。米ドル/円と連動性が高くなった米5年物国債利回りは1.05%台に低下しましたが、米ドル売り・円買いにつながりませんでした。

ユーロ/米ドルは横ばい。1ユーロ=1.15ドル台後半で推移しました。ユーロ/円は1ユーロ=131円80銭台のユーロ高・円安水準でした。英ポンド/米ドルは0.2%高。英ポンド/円は1ポンド=155円30銭台のポンド高・円安水準でした。ユーロ/英ポンドは小幅安。

資源国通貨は堅調。コモディティ相場上昇とリスク選好ムードが支援材料。カナダドルは対米ドルで0.5%高。クロス取引のカナダドル/円は1カナダドル=91円80銭台の0.9%カナダドル高・円安でした。豪ドル/米ドルは堅調。クロス取引の豪ドル/円は0.8%高の84円20銭台で推移しました。NZドルは対米ドルで1.1%上昇し2年半ぶりの高値。NZドル/円は1.4%高でした。ニュージーランドのコロナ感染が拡大したものの、市場のリスク選好ムードがNZドルを押し上げました。豪ドル/NZドルはNZドル高に振れました。

新興国通貨はトルコリラを除いて上昇。トルコリラ/円は1リラ=12円30銭台のリラ安・円高水準。対米ドル相場は3日連続で最安値を更新しました。エルドアン大統領がトルコ中央銀行の副総裁2人と政策委員1人を解任したことが影響。利下げ要求に反対する政策メンバーがいなくなりました。南アフリカランド/円は1ランド=7円60銭台後半に上昇。メキシコペソ/円は5円50銭台の小幅ペソ高・円安水準で取引されました。

「ダウ534ドル高」

14日のヨーロッパ株式市場は大幅高。ヨーロッパの17カ国の上位600社で構成されるSTOXX600は1.2%高。フランクフルトDAXは1.4%高。ロンドンFTSEは0.9%上昇しました

アメリカの株式市場は大幅高。ダウの終値は前日比534ドル、率にして1.6%上昇しました。S&P500は1.7%高。ナスダックは1.7%上昇。ラッセル2000株価指数は1.4%高。恐怖指数であるVIXは10%低下しました。

ニューヨーク原油(WTI)先物11月物は1.1%高の81ドル31セント。金12月物は0.2%高の1797ドル90セントでした。

*NY時間14日午後4時(日本時間15日午前5時)時点の状況です。

[OCTOBER 14,2021] No 031844728

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