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市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート


豪賃金は3年ぶりの高い伸びを記録。ただ、RBAの政策スタンスは変化なしか

2018/11/14 16:10

【ポイント】
・豪州の賃金上昇率は加速したものの、依然として低水準
・賃金上昇率の結果を受けて、RBAが政策スタンス(政策金利の据え置きを続ける)を変えることはなさそう
・豪ドルは、15日の雇用統計が次の独自材料


[レビュー]

14日東京時間の外国為替市場では、英ポンドが堅調に推移。ポンド/円は一時、148.39円へと上昇しました。英国の複数の閣僚がEU離脱協定の草案に賛成する意向を示したと伝わり、ポンドの支援材料となりました。メイ英首相は14日午後2時(日本時間午後11時)に臨時閣議を招集。英国とEUの交渉担当者が昨日(13日)合意した離脱協定案について協議する予定です。

日本の7-9月期実質GDPが前期比年率マイナス1.2%と、市場予想のマイナス1.0%を下回ったものの、外為市場に大きな反応はみられませんでした。

[これからの展開]

豪州の7-9月期の賃金コスト指数(賞与を除く時給ベース)が本日(14日)発表されました。結果は前年比+2.3%と、4-6月期の+2.1%から上昇率が加速し、2015年7-9月期以来、3年ぶりの高い伸びを記録しました。
 

(出所:トムソン・ロイターより作成)

RBA(豪準備銀行、中銀)は、次の一手が利上げになる可能性が高いとしつつも、失業率の改善やインフレ率の上昇は緩やかになる可能性が高いとして、政策金利を当面据え置くことを示唆しています。

豪州の7-9月期CPI(消費者物価指数)上昇率は前年比+1.9%、基調インフレ率は同+1.75%と、いずれもRBAのインフレ目標(+2~3%)を下回りました。

RBAは、賃金の伸びの鈍さが低インフレの一因と見ています。そのため、RBAが利上げを検討し始めるには、賃金上昇率の加速が必要と考えられます。

賃金コスト指数(賃金上昇率)は今回、約3年ぶりの高い伸びを記録したものの、依然として低水準です。賃金の上昇ペースが鈍い状況に変化はなく、今回の結果を受けて、RBAが政策スタンス(政策金利の据え置きを続ける)を変えることはなさそうです。

豪ドルは、賃金コスト指数の結果に反応薄でした。今回の結果は市場の予想通りの結果であり、またRBAの現在の政策スタンスに影響を与えるほどではなかったためと考えられます。

賃金コスト指数の発表が終わり、豪ドルの次の独自材料は、明日(15日)発表の豪州の10月雇用統計です(日本時間午前9時30分)。雇用統計の市場予想は、失業率が5.1%、就業者数が前月比2万人増。市場予想から、かけ離れる結果になれば豪ドルが反応する可能性があります。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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