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市場調査部エクスプレス Todays'Flash!


S&Pが南ア国債格付けをジャンクへ引き下げ!ランドには一段の下押し圧力が加わる可能性も

2017/11/27 09:10

(欧米市場レビュー)

24日の欧米の外国為替市場では、堅調なユーロ圏景気を背景にユーロ/円は一時133.18円、ユーロ/米ドルは一時9月以来となる1.1941ドルまで上昇しました。11月の独IFO景気動向指数は117.5と過去最高を記録しました。

米国時間24日午後4時頃、南アランド/円は下落。南アランドは対米ドルでも2%近く下落しました。S&Pグローバル・レーティングが南アフリカの国債格付けを引き下げたことが材料視されました。

(本日の相場見通し)

格付け会社のS&Pグローバル・レーティング(以下S&P)は24日(日本時間25日)、南アフリカの現地通貨建て国債の格付けを投資適格級の最低となる「BBBマイナス」から、投機的階級(いわゆるジャンク債)となる「BBプラス」に引き下げました。S&Pは、南アフリカの経済見通しと財政の一段の悪化を反映したとしています。

一方で、格付け会社のムーディーズは、格付けを投資適格級の最低となる「Baa3」に据え置きました。ただ、ムーディーズは南アフリカの経済や財政上の課題は予想より深刻である可能性があると指摘。国債格付けを引き下げる方向で見直すと発表しました。

格付け会社のフィッチは、すでに南ア国債を投機的階級に格下げしています。ムーディーズが南ア国債を投機的階級へ引き下げた場合、大手格付け会社3社が南ア国債を投機的と判断することになります。

南ア国債は外国債券ファンドの代表的なベンチマークとして用いられる「シティ世界国債インデックス」などから除外され、大規模な売りが出る可能性があります。それは南アフリカからの資金流出を意味し、南アランドの一段の下落材料となる可能性があります。

本日は相場材料に乏しく、米ドル/円は方向感の出にくい展開となりそうです。

今週は多くのFRB関係者の発言機会が予定されています。12月利上げが高い確率で織り込まれる中で、FRB関係者の発言が相場材料となる可能性があります。

米上院では、税制改革法案の採決が行われる可能性があります。税制改革法案が上院で可決されるのか、可決された場合は下院とのすり合わせがスムーズにできる内容なのかといった点が焦点となりそうです。税制改革のゆくえが米株や米ドルの相場材料となる可能性があり、注目する必要がありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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