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市場調査部エクスプレス Todays'Flash!


米有力議員の楽観的な見解から一転、トランプ大統領の発言で円高へ

2017/08/24 08:53

(欧米市場レビュー)

23日の外国為替市場では、トランプ大統領のメキシコ国境の壁建設やNAFTA(北米自由貿易協定)に関する発言を受けて円が堅調に推移。米ドル/円は一時108.92円まで下落、英ポンド/円は一時6月15日以来となる139.42円まで下落しました。

NZドルは軟調に推移。NZドル/円は一時6月7日以来となる78.56円まで下落。NZドル/米ドルは一時6月16日以来となる0.7198ドルまで下落しました。NZドルは、NZ財務省が同国の2017/18年度のGDP成長率見通しを下方修正したことを受けて、23日の日本時間から軟調に推移していました。

(本日の相場見通し)

トランプ大統領は23日、メキシコ国境沿いに壁を建設するための予算を確保できなければ政府機関閉鎖も辞さないと述べました。また、NAFTA(北米自由貿易協定)に関して、「ある時点でNAFTAを打ち切ることになる可能性があるだろう」と発言しました。

トランプ大統領の発言を受けて米株は下落、ドル安・円高が進みました。その後、ライアン米下院議長の「誰も閉鎖を望んでいない。閉鎖することはわれわれの利益にならない」との発言を受けて米国株は下げ幅を縮小し、ドル安・円高も一服しました。

米上院共和党のマコネル院内総務は21日、債務上限引き上げに「失敗する可能性はない」と述べ、ライアン下院議長は税制改革案に対して、オバマケアほど(議会の)通過は難しくないと、楽観的な見解を示したばかりでした。米政局やそれに絡む関係者の発言がしばらく相場材料となる可能性があります。

24-26日に、米カンザスシティ連銀の年次シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催されます。25日にイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演が予定されており注目です。

一部では、ドラギ総裁は金融政策に関する発言はしないとの報道もあります。ただし、多くの中央銀行関係者の参加が予定されており、公式・非公式の発言が相場材料になる可能性があります。


講演予定
・イエレンFRB議長講演:日本時間25日23時−
・ドラギECB総裁講演:日本時間26日午前4時−

(アナリスト 根岸慎太郎)

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