市場調査部レポート

2015/02/12 10:42【アウトルック】 120円超えも上値の重い米ドル、イエレン証言待ちか!? 【高金利通貨】 他国との金融政策の差が南アランドを下支え!?

【アウトルック】 120円超えも上値の重い米ドル、イエレン証言待ちか!?

今週のレビュー:強い米雇用統計で米ドル/円は120円台乗せ

米国の1月の雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数)が前月比+25.7万人と、市場予想の同22.8万人を上回りました。加えて、昨年11月が前月比+35.3万人から+42.3万人に、12月が+25.2万人から+32.9万人に上方修正され、3か月移動平均は+33.6万人と、2か月連続で+30万人を超えました。また、時間当たり賃金も前月から0.5%増加し、総賃金は前月比+0.7%、前年比では+5.6%と高い伸びとなりました。
強い米雇用統計をうけて、6日の欧米市場では米ドル高・円安が進行しましたが・・・(中略)

来週のプレビュー:リスクオフやや後退も24日のイエレン証言待ちか

注意すべき足もとのリスクオフ要因として、
(1)米景気回復への懐疑心が払しょくされないこと、それによる米利上げ時期の後ずれ懸念
(2)ギリシャ、ウクライナ、中東などの「地政学リスク」の高まり
(3)原油一段安によるディス・インフレ(インフレ率が低下すること)懸念
などが挙げられます。

(1)については・・・(後略)

【高金利通貨】 他国との金融政策の差が南アランドを下支え!?

SARB(南アフリカ中銀)は1月29日の理事会で政策金利を5.75%に据え置くことを決定しました。金利据え置きは3会合連続です。
SARBは昨年、1月と7月の2回、計0.75%の利上げを行っており、1月はアルゼンチンペソ急落を引き金に広がった新興国通貨売りによる南アランド安に歯止めをかけるため、7月はインフレ圧力の高まりが主な理由でした。
(中略)

金融政策からみれば、日銀は昨年10月、ECBやBOC、TCMBなども先月に追加金融緩和に踏み切りました。一方、SARBは政策を据え置き・・・(後略)

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