市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/09/14 15:15カナダドル/円が一時約2週間ぶりの高値。来週の注目点は!?

【ポイント】
・カナダドルは、NAFTA見直し交渉に引き続き注目
・21日発表のカナダCPIや小売売上高も材料になりそう


[レビュー]

14日東京時間の外国為替市場は、比較的落ち着いた展開。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(13日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。安倍首相が「(日銀による)異次元の金融緩和をずっと続けて良いとは思わない」との見解を示したものの、外為市場に大きな反応はみられませんでした。

[これからの展開]

カナダドル/円は本日(14日)、昨日高値をわずかに上回り、8月30日以来、約2週間ぶりの高値をつけました。

「カナダはNAFTA(北米自由貿易協定)見直し交渉で、乳製品分野で譲歩する可能性がある」(11日)との報道や、米中の貿易摩擦に対する懸念後退が、カナダドル/円の支援材料となりました。

米国とカナダのNAFTA見直し交渉は、依然として乳製品分野や19条(紛争解決メカニズムを規定)において両国に意見の隔たりがあり、合意に至っていません。NAFTA見直し交渉について、米国は今月末を交渉の期限とする一方、カナダは合意を急がない姿勢です。トルドー首相は13日、「できるだけ早期に良い合意を得たい」としつつ、「(交渉の)期限はいくつかある」とも語りました。

NAFTA見直し交渉には引き続き目を向けておく必要がありそうです。見直し交渉について新たなニュースが出てくれば、カナダドルが反応する可能性があります。米国とカナダが合意に近づく、あるいは合意に達すれば、カナダドルは上昇しそうです。

来週(9月17日の週)は、カナダの8月CPI(消費者物価指数)と7月小売売上高が発表されます(いずれも21日)。それらの結果がカナダドルの動向に影響を与える可能性があります。市場では、BOC(カナダ中銀)が10月24日の次回会合で追加利上げに踏み切るとの見方が有力であり、CPIなどがその見方を補強する結果になれば、カナダドルの上昇要因となりそうです。

NAFTA見直し交渉、CPI、小売売上高の結果次第では、カナダドル/円は86.59円(8月29日高値)や、87.07円(5月22日高値)超えを試す展開になる可能性があります。

※9月17日は祝日のため、次回更新は18日の予定です。




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