市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/05/30 13:58ランド/円は欧米のリスクオフ要因に影響を受けやすい地合いが続きそう

【ポイント】
・欧米のリスクオフ要因がランドの下押し圧力に
・国内政治の安定はプラス要因

[レビュー]

30日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は108.36円、豪ドル/円は81.04円、NZドル/円は74.59円へと下落しました。イタリアとスペインの政治をめぐる懸念が円の支援材料となるなか、日経平均が大幅に下落したことで、円に一段の上昇圧力が加わりました。

[これからの展開]

南アフリカランド/円は本日(30日)、一時8.51円へと下落。昨年12月18日以来、5カ月半ぶりの安値を記録しました。

ランドにとってプラス材料はあります。今年2月に当時副大統領のラマポーザ氏が大統領に就任し、南アフリカの政治は安定しつつあります。また、南アフリカの格付けをめぐる懸念は残存しているものの、以前ほどではありません。

ただ、足もとのランドは、国外要因から下押し圧力を受けやすい地合いです。4月以降、米国の長期金利(10年債利回り)の上昇を背景に、新興国通貨全般に下落圧力が加わりました。米長期金利は足もとで反落傾向にあるものの、今週に入り、イタリアやスペインの政治不安が浮上し、リスク回避の動きが強まりました。リスク回避は、ランドのマイナス材料となるうえに、円の支援材料と考えられます。

6月5日に南アフリカの1-3月期GDPが発表されます。それまでランドは、国内の材料以上にイタリアやスペインの政局の行方など他国の材料に影響を受けやすい地合いが続きそうです。

南アフリカランド/円(日足、2017/12/1~)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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