市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/04/23 13:30豪ドルは24日朝のCPIに注目!!

[レビュー]

23日東京時間の外国為替市場では、円が弱含み。一時、米ドル/円は107.85円、ユーロ/円は132.39円、豪ドル/円は82.76円、NZドル/円は77.72円へと上昇しました。北朝鮮が先週土曜日(21日)、核実験や大陸間弾道ミサイルの発射実験の中止を表明。それを受けて、北朝鮮情勢をめぐる懸念が和らぎ、円の重しとなりました。


[これからの展開]

豪州の1-3月期CPI(消費者物価指数)が明日(24日)発表されます(日本時間10時30分)。

豪州の昨年10-12月期CPIは前年比+1.9%と、7-9月期の+1.8%から上昇率がわずかに加速したものの、RBA(豪準備銀行)のインフレ目標(+2〜3%)の下限を3四半期連続で下回りました。一方、RBAがCPIとともに重視するとされる基調インフレ率(トリム平均と加重中央値の平均値)は前年比+1.90%と、RBAの目標を下回ったものの、2015年10-12月期以来の高い伸びを記録しました。

RBAは政策金利を据え置く理由に、低インフレのほか、高水準の家計債務や賃金の伸びの鈍さを挙げています。そのため、今回のCPIなどの結果だけでRBAが金融政策スタンスを変える可能性は低いとみられます。

それでも、CPIや基調インフレ率が市場予想からかけ離れる結果になった場合、豪ドルが反応する可能性があります。市場予想はCPIが前年比+2.0%、基調インフレ率が同+1.85%です。

 
(出所:トムソン・ロイターより作成)

(シニアアナリスト 八代和也)

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