市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/03/30 14:50来週は米中通商政策に関する報道のほか、米経済指標にも注目!!

[レビュー]

3月30日東京時間の外国為替市場では、豪州やNZなどが祝日(グッドフライデー)で流動性が低下するなか、円が強含み。一時、米ドル/円は106.15円、ユーロ/円は130.65円、豪ドル/円は81.49円、NZドル/円は76.68円へと下落しました。日本の失業率や鉱工業生産(いずれも2月分)が発表されたものの、その結果は材料になりませんでした。


[これからの展開]

本日(3月30日)は欧米が祝日です。そのため、目立った材料が出てこなければ、欧米時間の為替市場は比較的落ち着いた相場展開になりそうです。ただし、市場参加者が通常よりも少なく流動性が低下する分、突発的なニュースが出てきた場合の為替市場の反応はいつも以上に大きくなる可能性があり、注意が必要です。

足もとの為替市場は、米国や中国などの通商政策に関心が向きがちです。各国の経済指標以上に通商政策をめぐる報道や観測に反応しやすい状況です。こうした状況は来週(4月2日の週)も続く可能性があります。米中の貿易戦争への懸念が高まるなどしてリスク回避の動きが強まる場合、豪ドルやNZドルにとってはマイナスと考えられます。

一方で、来週は3月雇用統計など米国の経済指標が多く発表されます。米中などの通商政策に関して新たなニュースが出てこなければ、市場の関心はFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策へと移る可能性もあります。米経済指標の結果も目を向ける必要がありそうです。

(シニアアナリスト 八代和也)

= = = = = = = = = = = = = = = = =
【FXマーケットスクウェア】
FXマーケットスクウェアは、毎日18時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。
= = = = = = = = = = = = = = = = =

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

  • 2019.04.19 14:40 更新カナダドル/円:方向感の乏しい状況は変化するか!?【ポイント】・カナダドル/円は4月1日以降、83円台を中心に上下動を繰り返す・90日移動平均線がサポートラインとして機能する一方、200日移動平均線が上値を抑え…
  • 2019.04.18 15:20 更新豪ドル:豪失業率が若干上昇【ポイント】・雇用が堅調に増加する一方、3月の失業率は若干上昇・RBA(豪中銀)が重視する失業率の上昇は、利下げを促す要因となり得る・ただし、失業率は依然として…
  • 2019.04.17 15:30 更新RBNZ(NZ中銀)は5月にも利下げか【ポイント】・1-3月期CPI上昇率はRBNZの見通しを下回る。RBNZが5月に利下げを行う可能性が高まった・企業信頼感指数(4/30)や雇用統計(5/1)が軟…
  • 2019.04.16 15:28 更新RBA議事録:利下げの可能性に言及。その条件も明示【ポイント】・RBA(豪中銀)議事録は、利上げの確率は低いと指摘・“インフレ率が低水準にとどまり、失業率が上昇を続ければ”、利下げが適切になる可能性も・18日の…
  • 2019.04.15 13:43 更新豪ドル:文言変更の理由は!? 16日のRBA議事録に注目【ポイント】・16日のRBA(豪中銀)議事録では、声明の文言変更の理由が明らかになるか!?・政策スタンスのシフトが明確に示されなければ、豪ドルの上昇材料になりそ…

「市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ