市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/02/07 13:388日早朝にRBNZが政策金利を発表!! 南アでは政治情勢に注目

[レビュー]

7日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は109.26円、ユーロ/円は135.34円、豪ドル/円は86.10円、NZドル/円は79.82円へと下落しました。軟調な米ダウ先物や、日経平均の上げ幅縮小が、円の支援材料となりました。


[これからの展開]

RBNZ(NZ準備銀行)が8日午前5時(日本時間)に政策金利を発表します。今回は、政策金利と声明に加えて、金融政策報告の公表とスペンサー総裁代行の会見が行われます。

政策金利は現行の1.75%に据え置かれそうです。NZの昨年10-12月期のCPI(消費者物価指数)は前年比+1.6%と、7-9月期の+1.9%から上昇率が鈍化しました。

市場は、今回の据え置きをほぼ確実視しています。その通りの結果になれば、市場の関心は声明や金融政策報告、スペンサー総裁代行の会見に移りそうです。

金融政策報告では“政策金利見通し”、声明やスペンサー総裁代行の会見では“NZドルに関する見解”に特に注目。前回(昨年11月)は、政策金利見通しについて、2019年1-3月期まで据え置き、同4-6月期の利上げを想定していることが示唆されました。また、NZドルについては、声明で「NZドルの下落が持続すれば、貿易財インフレを押し上げ、より均衡の取れた成長を促すだろう」と指摘。スペンサー総裁代行は「NZドルは、持続可能な水準に近づいている」と語りました。

想定される利上げ時期が前回から変わる、あるいは声明やスペンサー総裁の発言内容に大きな変化がみられた場合、NZドルが反応する可能性があります。

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南アフリカでは、昨年12月に与党ANC(アフリカ民族会議)の党首がズマ大統領からラマポーザ副大統領へと交代しました。その後、ズマ大統領(任期は2019年の総選挙まで)に対して早期退陣圧力が一段と強まっています。

南アフリカ下院のムベテ議長が6日、8日に予定されていたズマ大統領の一般教書演説を延期すると発表。ANCも同日、全国執行委員会(最高意思決定機関)の開催を7日から17日と18日へと変更しました。

ANCのマガシュール事務局長は、全国執行委員会の開催を延期した理由を「ズマ大統領とラマポーザ副大統領が権力移行について前向きな協議を続けるため」としました。

「ズマ大統領は、条件が整えば辞任する」との報道もあるようです。南アフリカランドについては、南アフリカの政局に引き続き目を向ける必要がありそうです。

(シニアアナリスト 八代和也)

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