市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/02/05 13:35RBAが6日に政策金利を発表。声明に注目!!

[レビュー]

5日東京時間の外国為替市場では、日経平均が下落するなか、円が強含み。一時、米ドル/円は109.79円、ユーロ/円は136.70円、豪ドル/円は86.86円、NZドル/円は79.98円へと下落しました。日経平均の下げ幅は一時、前営業日終値比600円を超えました。

安倍首相が「今後も日銀には物価2%目標の達成に向けて、大胆な金融緩和の着実な推進を期待する」と述べたものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

RBA(豪準備銀行)が明日(6日)、政策金利を発表します。市場は据え置きをほぼ確実視。その通りの結果になれば、市場の関心は声明の内容へと移りそうです。

声明では、特に豪ドルや金融政策に関する文言が焦点になりそうです。

RBAは昨年12月5日の前回会合時の声明で、豪ドル高の悪影響に言及した文言を一部削除。豪ドル高に対する懸念を11月から若干弱めました。
<前回の豪ドルに関する文言>
・「豪ドルは過去2年間のレンジ内にとどまっている」
・「豪ドルが上昇すれば、経済活動の好転とインフレ率の上昇が、現在の想定よりも鈍くなる可能性がある」
※次の文言を削除。「豪ドル高は物価圧力を抑制する一因になると予想される」、「(豪ドル高は)生産や雇用の見通しの重しにもなっている」

一方、金融政策については、「低水準の金利が豪経済を引き続き支援している」との見方を示し、「入手可能な情報を考慮すると、理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した」と説明しました。

豪ドル/米ドルは前回会合以降に上昇基調を強め、今年1月26日には一時0.8131米ドルへと上昇。約2年8か月ぶりの高値を記録しました。そのため、RBAは今回の声明で、前回削除した文言を復活させるなど、豪ドル高への懸念を再び強める可能性もあります。その場合、豪ドルの重しになりそうです。一方、豪ドルに関する文言を含めて、声明の内容が前回からほとんど変わらなければ、豪ドルにとってプラス材料と考えられます。

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南アフリカでは、ズマ大統領に対して与野党から早期退陣圧力が強まっています。

南アフリカ下院は2日、ズマ大統領の不信任投票を22日に実施すると発表。4日にはANCの幹部6人がズマ大統領と会談を行いました。一部報道によると、4日の会合ではANC幹部がズマ大統領に辞任を要求したものの、ズマ大統領はそれを拒否したようです。

ANCは4日、全国作業部会を5日に緊急開催すると発表しました。ズマ大統領の進退に関する新たなニュースが出てくれば、南アフリカランドが反応する可能性があります。

(シニアアナリスト 八代和也)

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