市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/01/15 14:0817日にBOCが政策金利を発表!! 加ドルが反応しそう

[レビュー]

15日東京時間の外国為替市場では、米ドルが軟調に推移。米ドル/円は一時110.63円へと下落し、4か月ぶりの安値を更新。豪ドル/米ドルは0.7947米ドル、NZドル/米ドルは0.7277米ドルへと一時上昇し、いずれも3か月半ぶりの高値を記録しました。先週金曜日(12日)の米ドル安の流れが本日も継続しました。


[これからの展開]

今週水曜日(17日)、BOC(カナダ銀行、中央銀行)が政策金利を発表します。その結果に加ドルが反応する可能性があります。

BOCは2017年7月と9月にそれぞれ0.25%の利上げを実施。その後、10月と12月の会合では政策金利を据え置きました。

前回12月の会合以降に発表されたカナダの経済指標が堅調だったことで、市場では今週の会合でBOCが0.25%の利上げを決定するとの見方が有力です。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)が1月12日時点で織り込む、BOCが17日の会合で利上げを行う確率は85.4%です。市場の予想通り0.25%の利上げが決まった場合、声明の内容に注目です。

声明では、追加利上げの可能性が示されるのか?が焦点になりそうです。追加利上げが示唆された場合、加ドルが上昇する可能性があります。一方で、声明が政策金利をしばらく据え置くことを示唆する内容になれば、利上げが決定されたとしても、加ドルは下落する可能性があります。

NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉の第6回会合が1月23〜28日まで行われます。NAFTA再交渉の先行き不透明感を背景に、BOCは今回の会合で政策金利を据え置く可能性もあります。その場合、市場で利上げ期待が高いだけに、失望感も大きくなりそうです。加ドルにとってマイナス材料でしょう。


(シニアアナリスト 八代和也)

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