市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/01/12 14:32豪ドル/米ドルが一段高。米ドルの弱含みに加え、原油価格の上昇が追い風に

[レビュー]

12日東京時間の外国為替市場は、方向感に欠ける展開。米ドルやクロス円は、おおむね昨日(11日)のNY終値水準近辺で推移しました。NZの住宅建設許可件数や日本の経常収支・貿易収支、中国の貿易収支が発表されたものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは本日(12日)、一時0.7901米ドルへと上昇し、3か月半ぶりの高値を更新しました。

足もとの豪ドル/米ドル上昇の主な要因に、米ドルが全般的に弱含んでいることに加え、原油価格の上昇があります。昨日(11日)発表された豪州の小売売上高の強い結果も、豪ドルの支援材料です。原油価格の代表的な指標である米WTI先物は昨日(11日)、一時1バレル=64米ドル台後半へと上昇し、約3年1か月ぶりの高値を更新しました。豪州の2017年11月小売売上高は前月比+1.2%と、市場予想の+0.4%を上回り、2013年2月以来の強い伸びを記録しました。

原油価格が引き続き堅調に推移すれば、豪ドル/米ドルの上昇傾向は継続する可能性があります。

日足チャートをみると、豪ドル/米ドルは本日、昨年10月13日高値の0.7891米ドルをいったん上抜けました。0.7891米ドルより上の水準に定着すれば、次は0.8120米ドル(昨年9月8日高値)が上値メドになりそうです。

豪ドル/米ドル(日足、2017/6/26〜2018/1/12)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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