市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/01/08 14:00堅調な原油価格やBOCの1月利上げ観測に支えられて、加ドルは一段と上昇する可能性も!?

[レビュー]

8日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが軟調に推移。一時、豪ドル/円は88.69円、豪ドル/米ドルは0.7838米ドルへと下落しました。豪ドル売りにつながるような材料は特に見当たらず、ポジション調整が中心とみられます。

NZドルは方向感に欠ける展開。NZドル/円やNZドル/米ドルは、先週金曜日(5日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。


[これからの展開]

加ドルが堅調に推移しています。加ドルは1月5日に対円で3か月半ぶり、対米ドルで約3か月ぶりの高値を記録しました。

原油価格の上昇が資源国通貨である加ドルの支援材料となるなか、5日に発表されたカナダの2017年12月雇用統計の強い結果が加ドルを一段と押し上げました。雇用統計は、失業率が5.7%、就業者数が前月比7.86万人増。いずれも市場予想の6.0%、1.0万人増よりも強く、しかも失業率は1966年以降最低を記録しました。また、雇用統計の結果を受けて、市場ではBOC(カナダ銀行、中央銀行)が1月17日の次回会合で追加利上げを行うとの観測が強まりました。

堅調な原油価格やBOCの1月利上げ観測に支えられて、加ドルは上値を試す可能性があります。加ドル/円は91.59円(2017年9月15日高値)を超えれば、93.21円(2015年10月&11月高値)が次の上値メドになりそうです。

(シニアアナリスト 八代和也)

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