市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/12/27 13:48豪ドル/米ドルが2か月ぶり、豪ドル/円が1か月半ぶりの高値。上値メドは?

[レビュー]

27日東京時間の外国為替市場は、小動き。経済指標発表がなく、新たな手掛かり材料が乏しいなか、米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(26日)のNY終値水準で推移しました。


[これからの展開]

豪ドルが上昇傾向にあります。豪ドルは本日(27日)、対米ドルで約2か月ぶり、対円で1か月半ぶりの高値を更新しました。

豪ドルが上昇基調を強めた背景として、豪州の11月雇用統計(12月14日発表)の堅調な結果や、原油価格の上昇が挙げられます。11月雇用統計では、雇用者数が前月比6.16万人増と、市場予想の1.80万人増を大幅に上回り、14か月連続で増加。原油価格の代表的な指標である米WTI原油先物は昨日(26日)、一時2年半ぶりの高値を記録しました。原油など資源価格の上昇は、資源国通貨である豪ドルにとってプラス材料です。

加えて、豪ドル/米ドルと豪ドル/円は、いずれも200日移動平均線を上回りました。テクニカル面からも上昇圧力が加わりやすいと考えられます。

原油価格が引き続き堅調に推移すれば、豪ドル/米ドルや豪ドル/円は上値を試す可能性があります。その場合のメドとして、豪ドル/米ドルが0.7891米ドル(2017年10月13日高値)、豪ドル/円は89.04円(同10月23日高値)が挙げられます。

豪ドル/米ドル(日足、2017/8/10〜)

(出所:M2JFXチャート)

豪ドル/円(日足、2017/8/10〜)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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