市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/10/06 12:10豪ドル/米ドルは下押し圧力が加わりやすい地合いか。下値メドは?

[レビュー]

6日東京時間午前の外国為替市場では、豪ドルが下落。一時、豪ドル/円は87円台半ば、豪ドル/米ドルは0.77米ドル台半ばへと値を下げました。RBA(豪準備銀行)のハーパー理事が「RBAは利下げの可能性を排除していない」と語ったと伝わり、豪ドルが売られました。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルが下落傾向にあります。本日(6日)、7月14日以来の安値をつけました。

豪ドル/米ドルが下落した主な背景として、RBA(豪準備銀行)とFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策の方向性の違いが挙げられます。RBA が政策金利を当面据え置く方針を示す一方、FRBは9月のFOMC(連邦公開市場委員会)で年内あと1回の利上げを示唆しました。豪州の主要輸出品である鉄鉱石の価格下落も豪ドルにとってマイナス材料です。豪ドル/米ドルは下押し圧力が加わりやすい地合いと言えそうです。

日足チャートを見ると、豪ドル/米ドルは7月半ば以降、下値支持線として機能していた0.78米ドルを昨日(5日)、NY終値でわずかに下回りました。このまま0.78米ドルより下の水準で定着すれば、テクニカル面から下押し圧力が加わる可能性があります。その場合、200日移動平均線が次の下値メドとなりそうです。同移動平均線は10月5日時点で0.7661米ドルに位置します。

豪ドル/米ドル(日足、2017/5/22〜)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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