市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/10/02 14:04RBAは政策金利を据え置きか。声明に注目!!

[レビュー]

2日東京時間の外国為替市場では、米ドルが強含み。一時、米ドル/円は112.87円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1769米ドル、豪ドル/米ドルは0.7817米ドル、NZドル/米ドルは0.7188米ドルへと下落しました。米国の10年債利回りが上昇し、米ドルの支援材料となりました。

日銀短観(9月調査)で企業景況感のさらなる改善が確認されたものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。日銀短観は大企業製造業の業況判断指数が+22と、前回6月調査の+17から上昇し、4四半期連続で改善。2007年9月調査以来、10年ぶりの高水準を記録しました。


[これからの展開]

日本時間10月3日(火)12時30分、RBA(豪準備銀行)が政策金利を発表します。RBAは昨年8月に0.25%利下げした後、前回9月まで12回連続で政策金利を過去最低の1.50%に据え置きました。

政策金利は今回も据え置かれる可能性が高いと考えられます。RBAのロウ総裁が9月21日に政策金利を当面据え置くことを示唆したことや、豪州の7-9月期CPI(消費者物価指数)が今月(10月)発表されるためです。

市場は政策金利の据え置きをほぼ確実視しており、今回は声明の内容が相場材料になるとみられます。声明では、とりわけ豪ドルに関する文言に市場の注目が集まりそうです。

前回9月5日は以下の通り。RBAは8月に続いて豪ドル高をけん制しました。
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・「豪ドル高は物価圧力を抑制する一因になると予想される」
・「豪ドル高は生産や雇用の見通しの重しにもなっている」
・「豪ドル高により、経済活動の好転とインフレ率の上昇が、現在の想定よりも鈍くなる可能性がある」
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豪ドル/米ドルが前回会合以降に下落したことを踏まえると、豪ドルに関する文言が変化するとすれば、豪ドル高をけん制するトーンが弱まる可能性の方が高そうです。その場合、豪ドルの支援材料となりそうです。一方、豪ドル高けん制のトーンが強まれば、豪ドルには下押し圧力が加わる可能性があります。

労働市場や住宅市場、金融政策についての文言も含め、声明が前回と比べて大きく変化しなければ、豪ドルに大きな反応はみられないかもしれません。

(シニアアナリスト 八代和也)

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