市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/09/20 13:54乳製品価格が小幅上昇も、市場の関心はNZのGDPや総選挙へ!?

[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場は、小動き。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(19日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。FOMC(米連邦準備制度理事会)の結果発表を控え、様子見ムードが漂いました。*FOMCについては、本日(20日)のスポットコメント『米FOMCの注目点』をご覧ください。

NZの4-6月期経常収支や日本の8月貿易収支が発表されたものの、為替市場に大きな変化はみられませんでした。


[これからの展開]

昨日(19日)、乳製品電子オークション(GDT)が開催されました。乳製品国際価格の指標であるGDT価格指数は1075と、前回9月5日の1066から上昇しました。上昇したのは2回連続です。

GDT価格指数は、今年6月に一時1096へと上昇しました。その後、若干低下したものの、依然として3年ぶりの高値圏を維持しています。

NZにおいて乳製品は最大の輸出品であり、その価格動向は経済に影響を与えます。そのため、GDT価格指数の上昇は、NZ経済はもちろん、NZドルにとってもプラス材料と考えられます。一方、GDT価格指数の低下はNZ経済やNZドルにとってマイナス材料です。

わずかとはいえ、今回のオークションでGDP価格指数が上昇したことは、NZドルの支援材料となりそうです。

ただ、NZの4-6月期GDPが21日に発表され、23日にはNZの総選挙が実施されます。市場の関心はGDPや総選挙に向いており、NZドルはそれらの結果に反応しやすいとみられます。GDPの発表は、日本時間21日午前7時45分。市場予想は前期比+0.8%、前年比+2.5%です。


(出所:M2Jデータ、GDT資料より作成)

(シニアアナリスト 八代和也)

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