市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/09/04 14:52北朝鮮関連のニュースに注意。RBAが5日に政策金利を発表

[レビュー]

4日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は109.68円、豪ドル/円は87.30円、NZドル/円は78.56円、トルコリラ/円は31.82円へと下落しました。北朝鮮が昨日(3日)に核実験を実施したことで、リスク回避の動きが強まりました。


[これからの展開]

北朝鮮が核実験を実施したことを受けて、米東部時間4日10時(日本時間同日23時)に国連安全保障理事会の緊急会合が開催されます。

北朝鮮をめぐるニュースに為替市場が反応する可能性もあるため、注意が必要です。

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日本時間9月5日(火)13時30分、RBA(豪準備銀行)が政策金利を発表します。RBAは昨年8月に0.25%利下げした後、前回8月まで11回連続で政策金利を過去最低の1.50%に据え置きました。

前回会合以降、豪州を取り巻く環境に大きな変化がないことから、RBAは今回も政策金利を据え置く可能性が高いとみられます。

市場は今回の据え置きをほぼ確実視しており、関心は政策金利と同時に公表される声明の内容に向いています。

RBAは前回の声明で、豪ドル高をけん制しました。そのため、市場では特に豪ドルに関する文言に注目が集まりそうです。

前回は以下の通りでした。
 ・「豪ドル高は物価圧力を抑制する一因になると予想される」
 ・「豪ドル高は生産や雇用の見通しの重しにもなっている」
 ・「豪ドル高により、経済活動の好転とインフレ率の上昇が、現在の想定よりも鈍くなる可能性がある」

足もとの豪ドル/米ドルは、前回会合時とほぼ同じ水準であるため、5日の声明における豪ドルに関する文言は、前回から大きな変化はなさそうです。仮に豪ドル高けん制のトーンが強まれば、豪ドルには下押し圧力が加わる可能性があります。一方、豪ドル高けん制のトーンが弱まれば、豪ドルの支援材料となりそうです。

労働市場や住宅市場、金融政策についての文言も含め、声明が前回と比べて大きく変化しなければ、豪ドルに大きな反応はみられないかもしれません。

(シニアアナリスト 八代和也)

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