市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/08/29 13:40北朝鮮をめぐるニュースに要注意

[レビュー]

29日東京時間の外国為替市場では、円が堅調に推移。北朝鮮のミサイル発射を受けてリスク回避の動きが強まり、午前7時20分頃に米ドル/円は108.30円、ユーロ/円は129.67円、豪ドル/円は85.72円、NZドル/円は78.29円へと一時下落しました。円買いは、その後一服。米ドル/円やクロス円は下げ幅を縮小しました。


[これからの展開]

日本時間本日(29日)午前5時58分頃、北朝鮮がミサイルを発射しました。ミサイルは、北海道襟裳岬上空を通過し、襟裳岬の東1180キロメートルの太平洋上に落下したようです。

北朝鮮のミサイル発射に対し、日米韓の3か国が国連安全保障理事会の緊急会合開催を要請。緊急会合は、米東部時間29日午後(日本時間30日午前)に開かれるとの報道もあります。

為替市場は北朝鮮をめぐるニュースに敏感に反応する可能性があるため、注意が必要です。

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CFTC(米先物取引委員会)は8月25日、22日(火)時点のIMM通貨先物の非商業(投機)部門のポジション動向を発表しました。

それによると、豪ドルのポジションは60,484枚の買い越しと、前週15日の59,612枚から小幅増加。2013年4月以来の高水準を記録した今年8月1日の60,713枚に迫りました。

豪ドルの買い越しは、2012年12月に103,376枚に達したことがありました。それを参考にすれば、投機筋の豪ドルの買い余力はまだあると考えることもできそうです。

ただし、ポジションがどちらかに偏るほど、何らかのきっかけでポジションを解消する動きが強まった場合、その反動も大きくなる可能性があります。豪ドルの場合、マイナス材料が提供された場合の下落に警戒する必要がありそうです。

CFTC統計の豪ドルのポジション

*買いポジション−売りポジション
(出所:トムソン・ロイターより作成)

(シニアアナリスト 八代和也)

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