市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/08/25 14:35方向感を失いつつある豪ドル/米ドル、FRB議長講演で再び方向感が生まれる可能性も!?

[レビュー]

25日東京時間の外国為替市場は、小動き。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(24日)のNY終値水準での“もみ合い”でした。イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長やドラギECB(欧州中央銀行)総裁の講演を控え、様子見ムードが強い展開でした。講演開始予定時刻は、イエレン議長が日本時間25日午後11時、ドラギ総裁は同26日午前4時です。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは8月15日に一時、0.7809米ドルへと下落。約1か月ぶりの安値をつけました。翌16日に0.79米ドル台へ反発した後、1週間あまりの間、0.79米ドルちょうど前後で推移し、目先の方向感を失いつつあるように見えます。

方向感を失いつつある背景として、豪ドルと米ドルの双方にマイナス材料があることが挙げられます。豪ドルはRBA(豪準備銀行)が8月1日の声明で豪ドル高をけん制したこと、米ドルはFRBの利上げペース鈍化観測や米政局の不透明感です。

本日(25日)、FRBのイエレン議長が講演を行います。その内容次第では、豪ドル/米ドルは再び方向感が生まれる可能性もあります。ただし、豪ドル/米ドルが上昇する場面では、RBAの豪ドル高けん制が意識されそうです。7月27日高値である0.8065米ドルに近づく場面では、利益確定売り圧力が強まることも考えられます。

豪ドル/米ドル(日足、2017/4/10〜)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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