市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/08/22 13:22投機筋のNZドル買いポジションの解消が進むものの、買い越しは依然として高水準

[レビュー]

22日東京時間の外国為替市場では、円が軟調に推移。一時、米ドル/円は109.30円、豪ドル/円は86.79円、NZドル/円は80.05円へと上昇しました。円売りにつながるような材料は特に見当たらず、ポジション調整が中心とみられます。


[これからの展開]

CFTC(米先物取引委員会)は8月18日、15日(火)時点のIMM通貨先物の非商業(投機)部門のポジション動向を発表しました。

それによると、NZドルのポジションは24,839枚の買い越しとなり、前週8日の33,485枚から減少。買い越しの減少は、2週連続です。

NZドルの買い越しは、今年7月18日に35,981枚に達しました。この1か月間で、投機筋のNZドルの買いポジションの解消がある程度進んだと考えられます。ただ、2005年1月以降をみると、依然として高水準にあり、買いポジションの解消余地はまだありそうです。

今後、NZドルのマイナス材料が新たに出てきた場合、NZドルの買いポジションの解消が一段と進むことも考えられます。それに伴う売り圧力が、NZドルの上値を抑える可能性があります。

CFTC統計のNZドルのポジション(2015/1〜)

*買いポジション−売りポジション
(出所:トムソン・ロイターより作成)

CFTC統計のNZドルのポジション(2005/1〜)

*買いポジション−売りポジション
(出所:トムソン・ロイターより作成)

(シニアアナリスト 八代和也)

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