市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/08/14 14:0515日10時30分公表、RBA議事録に注目!!

[レビュー]

14日東京時間の外国為替市場では、円が弱含み。一時、米ドル/円は109.60円、ユーロ/円は129.59円、豪ドル/円は86.57円、NZドル/円は80.12円へと上昇しました。アジア株の反発や日経平均の下げ渋りを背景に、リスク回避の動きが後退し、円の重しとなりました。

日本の4-6月期実質GDPは前期比年率+4.0%と、市場予想の+2.5%を上回りました。1-3月期の+1.0%から成長が加速し、2015年1-3月期以来の強い伸びを記録したものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

日本時間15日10時30分、RBA(豪準備銀行)議事録が公表されます。今回の議事録は、政策金利の据え置きが決まった8月1日の政策会合のものです。

RBAは1日の政策会合時の声明で、豪ドル高をけん制。それが北朝鮮情勢の緊迫化(リスク回避の動き)とともに、足もとの豪ドル下落の一因となりました。そのため、議事録では、豪ドルに関する議論が焦点になりそうです。

豪ドルについて1日の声明以上の材料が議事録で提供された場合、豪ドルが反応する可能性があります。なお、声明は以下の通りでした。

・「豪ドル高は物価圧力を抑制する一因になると予想される」
・「豪ドル高は生産や雇用の見通しの重しにもなっている」
・「豪ドル高により、経済活動の好転とインフレ率の上昇が、現在の想定よりも鈍くなる可能性がある」

(シニアアナリスト 八代和也)

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