市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/08/03 16:37トルコCPIの大幅低下を受けて、トルコリラは軟調に推移

[レビュー]

3日東京時間の外国為替市場は、4日に7月の米雇用統計を控えて様子見の展開。米ドル/円は110円後半での推移となりました。豪ドルは軟調。6月の豪州の貿易収支は8.56億豪ドルと市場予想の18億豪ドルを下回ったことが材料視されました。豪ドルは対円で一時87.59円、対米ドルで一時0.7916ドルまで下落しました。

[これからの展開]

3日、日本時間16時に7月のトルコCPI(消費者物価指数)が発表されました。結果は前年比+9.79%と6月の同+10.90%から大幅にインフレ率が鈍化しました。CPIの結果発表後、トルコリラはやや軟調に推移しています。

 

7月27日のTCMBの金融政策会合では政策金利の据え置きが決定されました。声明では、インフレ見通しが著しく改善するまで金融政策の引き締めスタンスを維持するとし、追加利上げに含みを持たせました。

インフレ率の鈍化を受けて、TCMBの次の一手が利下げとの観測が高まる可能性はありそうです。各国の中央銀行が金融政策の正常化を進めるなかでTCMBの利下げ観測が高まれば、トルコリラには下押し圧力が加わるかもしれません。

(市場調査部 根岸慎太郎)

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