市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/06/30 14:17豪ドル/米ドルが約3か月ぶりの高値。0.77米ドル台に定着できるか!?

[レビュー]

30日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は111.74円、ユーロ/円は127.80円、英ポンド/円は145.46円へと下落しました。日経平均の下落を背景に、円買い圧力がやや強まりました。

豪ドルやNZドルも底堅い展開。中国の6月製造業PMI(購買担当者景気指数)が51.7と、市場予想の51.0を上回ったことが支援材料となりました。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは本日(30日)、一時0.77米ドル台へと上昇。約3か月ぶりの高値をつけました。6月の豪ドル/米ドル上昇の背景には、米国株が堅調に推移したことにより、リスク選好の動きが強まったことが挙げられます。豪州の主力輸出品である鉄鉱石の価格が反発したこともプラス材料です。引き続き、米国株や鉄鉱石などの資源価格の動向に反応しやすい地合いが予想されます。

一方、日足チャートをみると、豪ドル/米ドルは2016年3月以降、0.77米ドル(下のチャートの緑のライン)近辺で反落する展開を繰り返してきました。0.77米ドルに近づいたことで、利益確定売り圧力が強まりそうです。0.77米ドル台に定着できれば、次は0.7836米ドル(2016年4月21日高値)に向けて一段と上昇する可能性があります。

豪ドル/米ドル(日足、2016/2/4〜)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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