市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/06/21 14:0022日朝、RBNZが政策金利を発表。声明にNZドルが反応する可能性も!?

昨日20日、シナリオレポート「主要国の金融政策の行方は?」を配信しました。是非ご覧ください。

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[レビュー]

21日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は111.20円付近、NZドル/円は80.30円近辺へと下落しました。日経平均の下落が、円の支援材料となりました。

豪ドルは軟調に推移。一時、豪ドル/円は84円ちょうど付近、豪ドル/米ドルは0.75米ドル台半ばへと下落しました。原油価格の下落を背景に、資源国通貨である豪ドルに下押し圧力が加わりました。


[これからの展開]

日本時間22日(木)午前6時、RBNZ(NZ準備銀行)が政策金利を発表します。RBNZは前回5月11日の会合で政策金利を過去最低の1.75%に据え置く一方、声明や金融政策報告で政策金利を長期間据え置くことを示唆しました。

前回会合以降、NZを取り巻く環境に大きな変化はみられず、NZの4-6月期CPI(消費者物価指数)は来月(7月)に発表されます。それらを踏まえると、RBNZは22日の会合で政策金利を据え置く可能性が大です。市場は据え置きを予想しているため、今回は声明の内容が焦点になりそうです。今月発表されたNZの1-3月期GDP成長率は前期比+0.5%と、RBNZの5月時点の見通しである+0.9%を下回りました。声明では、NZ経済に対する見方のほか、インフレ、住宅市場の動向、NZドル、金融政策に関する文言に注目です。

前回は、以下の通りでした。
<インフレ>
・「総合インフレ率は、中期的に目標レンジの中央値になる」

<住宅市場>
・「とりわけオークランドで住宅価格のインフレが一段と緩やかになっている」
・「住宅価格のインフレは鈍化傾向が続く」
・「需給の継続的な不均衡を考慮すると、(住宅価格の)上昇が再び加速するリスクがある」

<NZドル>
・「NZドルの下落が持続すれば、貿易財部門の成長見通しのリバランスに役立つだろう」

<金融政策>
・「金融政策はかなりの期間、緩和的になる」、「依然として多くの不確実性が残っており、それに応じて政策の調整が必要になる可能性がある」

声明の内容が前回とほとんど変わらなければ、NZドルの反応は限定的になりそうです。一方、前回から大きく変化した場合、NZドルが反応する可能性があります。

(シニアアナリスト 八代和也)

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