市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/05/12 14:45豪ドル/米ドルはテクニカル的に重要なポイントに!?

[レビュー]

12日東京時間の外国為替市場では、NZドルが下落。一時、NZドル/円は77.69円、NZドル/米ドルは0.6826米ドルへと値を下げました。REINZ(NZ不動産協会)が発表した4月のNZ住宅売上高が前年比-31.0%と、6年半ぶりの大幅減となり、NZドルの下落圧力となりました。売り上げが落ち込んだのは、悪天候や祝日が影響したようです。

円は強含み。一時、米ドル/円は113.63円、豪ドル/円は83.79円、英ポンド/円は146.41円へと下落しました。日経平均の下落が、円の支援材料となりました。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは5月9日に一時0.7330米ドルへと下落。約4か月ぶりの安値をつけました。豪州の主力輸出品である鉄鉱石の価格下落が、豪ドルの下押し圧力となりました。

豪ドル/米ドルはその後、小幅反発し、足もとで0.7383米ドルのテクニカルポイントを挟んだ値動きとなっています。0.7383米ドルは、昨年12月26日安値の0.7156米ドルから今年3月21日高値の0.7749米ドルへの上昇幅0.0593米ドルに対して、61.8%下落した水準です(フィボナッチ参照)。テクニカル面からみると、0.7383米ドルより上の水準で定着できれば、200日移動平均線に向けてもう一段の戻りを試す可能性があります。一方、0.7383米ドルより上の水準で定着できなければ、0.7330米ドル(5月9日安値)割れを試す展開になるかもしれません。0.7330米ドルを割り込めば、次は0.7156米ドル(昨年12月26日安値)に向かう可能性がります。

豪ドル/米ドル(日足、2016/10/3〜)

(出所:M2JFXチャート)

(アナリスト 八代和也)

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