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2017/04/24 15:25仏大統領選挙第1回投票を受けて、ユーロ買い、円売りが加速。豪ドルは26日の豪CPIが次の材料

[レビュー]

24日東京時間の外国為替市場は、ユーロが上昇。一時、ユーロ/円は119.95円、ユーロ/米ドルは1.0886米ドルへと上昇しました。仏大統領選挙の第1回投票が昨日(23日)行われ、マクロン前経済相と国民戦線のルペン党首が第2回投票に進む見通しと伝わりました。市場は、いずれも反EU(欧州連合)を掲げるルペン氏とメランション氏の双方が第2回投票に進むことを懸念していたため、それが避けられたことでユーロが買われました。

円は軟調に推移。一時、米ドル/円は110.26円、豪ドル/円は83.30円、NZドル/円は77.51円へと上昇しました。仏大統領選挙の第1回投票結果がリスク回避の動きを後退させ、円売りの支援材料となりました。


[これからの展開]

東京時間は、仏大統領選挙の第1回投票を材料にユーロが買われる一方、円が売られました。欧米時間もその流れが継続する可能性があります。

ただし、明日(25日)は北朝鮮の朝鮮人民軍の創設85周年です。北朝鮮情勢に注意が必要かもしれません。何かニュースが出てくれば、為替市場が反応する可能性があります。

今週の豪ドルの独自材料としては、26日(水)の豪州の1-3月期CPI(消費者物価指数)が挙げられます。

RBA(豪準備銀行)はインフレ目標を採用しているため、インフレ率は金融政策運営に影響を与えます。RBAの昨年2回の利下げは、低インフレが主な理由でした。

RBAは4月4日の政策会合で、政策金利を1.50%に据え置きました。その時の議事録では、政策メンバーが現時点でインフレよりも、労働市場や住宅市場を懸念していることが判明。先行きの金融政策は、労働市場や住宅市場の動向が鍵を握ることが示唆されました。

それでも、CPIや基調インフレ率が強い内容になれば、RBAの利下げ観測が後退するとみられます。その場合、豪ドルにとってプラス材料と考えられます。市場予想は、CPIが前年比+2.2%、RBAがCPIとともに重視するとされる基調インフレ率が同+1.80%です。

(アナリスト 八代和也)

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