市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/03/15 14:00米FOMC、オランダ総選挙、豪ドルは豪雇用統計にも注目!!

[レビュー]

15日東京時間の外国為替市場は、落ち着いた値動き。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(14日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。FOMC(米連邦公開市場委員会)の政策金利発表などの重要経済イベントを前に、様子見ムードが漂いました。


[これからの展開]

FOMCが日本時間16日午前3時に政策金利を発表し、同3時30分からイエレンFRB(米連邦準備理事会)議長が会見を行います。FOMCでは0.25%の利上げが決定されるとの見方が大勢。焦点は、FOMC参加者による政策金利見通しやイエレン議長の会見などで、今後の利上げペースについて新たな材料が提供されるかどうかになりそうです。また、オランダの総選挙の大勢が16日昼頃に判明すると予想されています。FOMCやオランダの総選挙の結果に豪ドルやNZドルが影響を受ける可能性があり、注意が必要です。

ただし、豪ドルに関しては、16日午前9時30分に発表される豪州の2月雇用統計にも目を向ける必要がありそうです。

RBA(豪準備銀行)のロウ総裁は2月24日の議会証言で、政策金利の年内据え置きを示唆する一方、「RBAは労働市場を注視しており、労働市場が減速する場合は対応(=利下げ?)が必要になる」と述べました。RBAの先行きの金融政策を予想するうえで、雇用統計の重要性がより高まりそうです。雇用統計では、失業率や雇用者数とともに、雇用者数の内訳(フルタイムとパートタイム)などに注目する必要があります。雇用統計が市場予想と大きくかい離する場合、豪ドルが反応する可能性があります。市場予想は、失業率が5.7%、雇用者数が前月比1.6万人増です。

(アナリスト 八代和也)

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