市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/03/09 16:56NZドル/米ドルは一段安の可能性も!?

8日、シナリオレポートを更新しました。
『運命』の3月15日にどうなる?
是非ご覧ください。

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[レビュー]

昨日発表された米2月ADP雇用統計が堅調な結果となり米ドル高となった流れを受けて、9日の日本時間の為替マーケットでも米ドルが底堅く推移しました。米ドルは特に対豪ドル、対NZドルで上昇。豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルはそれぞれ、0.7504ドル、0.6888ドルまで下落しました。

[これからの展開]

2月以降NZドルは弱含む展開が続いています。特に、7日に行われた乳製品オークションが低調な結果となったことで、対米ドルでは昨日のNY市場で6日続落となり、ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルに比べて下落幅が大きくなっています。

背景には、米利上げ観測の高まりや、それに伴った米金利の上昇が考えられます。また、ウィーラーRBNZ(NZ準備銀行)総裁がNZドル高を懸念する見解を示していることや、今後2年間政策金利を据え置くとの見通しを示していることもNZドルにとって重石となっている可能性はあります。

来週14-15日には米FOMCが開催されます。市場では利上げをほぼ織り込んでいるため、実際に利上げが行われても、NZドルへの影響は限定的となるかもしれません。仮に、堅調な米経済指標を受けて3月以降の利上げ観測が前倒しとなるようなら、米ドルが上昇し、NZドルには一段の下落圧力が加わるかもしれません。

NZドル/米ドルの週足チャートを見てみると、2015年8月の安値と2016年9月の高値を結んだフィボナッチ38.2%付近で推移しています。仮に今週当該ライン(≒0.6923ドル)を下回って越週となった場合、50.0%ライン(半値押し)の0.67ドル台まで下落する可能性も考慮したほうがよさそうです。

(市場調査部)

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