市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/02/20 14:4821日にRBA議事録公表、豪ドルが反応する可能性も!?

[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場は、日経平均の反発を背景に、円が弱含み。一時、米ドル/円は113.17円、豪ドル/円は86.81円、NZドル/円は81.21円へと上昇しました。

日本の1月貿易収支は、1兆0869億円の赤字でした。赤字額が市場予想の6,291億円を上回ったものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

日本時間21日午前9時30分、RBA(豪準備銀行)議事録が公表されます(2月7日開催分)。

RBAは7日の会合で、政策金利を過去最低の1.50%に据え置くことを決定。据え置きは5回連続でした。

その時の声明では、先行きの金融政策に関して特に言及されず。前回昨年12月と同様に、「入手可能な情報や、2016年に金融政策を緩和したことを踏まえると、理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した」としました。

一方で、豪州のインフレ率や経済成長については、前向きな見解が示されました。CPI上昇率は年内に2%を上回ってRBAの目標(+2〜3%)内に戻ると予想し、基調インフレ率もCPIよりもやや緩やかなペースで上昇率が高まると指摘。昨年7-9月期のGDP成長率は一時的な要因で予想より弱かったが、10-12月期には妥当な成長に戻るとしました。

市場では、RBAは政策金利を当面据え置くとの見方が有力。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)が2月17日時点で織り込む、RBAが今年8月まで政策金利を据え置く確率は89.9%。利下げの確率は8.2%、利上げの確率は1.8%です。

21日の議事録で、今後の金融政策について新たな手掛かりが提供されるのかに注目です。手掛かりが提供された場合、豪ドルが反応する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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