市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/01/16 16:17中国経済の底堅さが示されれば、豪ドルやNZドルのサポート材料に!?

[レビュー]

16日東京時間の外国為替市場では、朝方の英ポンド急落(※)を背景に円が強含む展開。一時、米ドル/円は113.63円、豪ドル/円は85.00円、NZドル/円は80.74円へと下落しました。豪ドル、NZドルは対米ドルでも下落しました。

(※)英ポンド急落に関しては本日の「スポットコメント」をご覧ください。

日経平均の終値は、前日終値比192.04円安の19,095.24円でした。

トルコリラ/円は、先週12日に過去最安値となる28.99円まで下落後、反発して30.73円で越週しましたが、米ドル/円の下落の影響で一時30.14円まで下落しました。


[これからの展開]

今週、オセアニア関連では豪雇用統計(日本時間19日9:30)と中国の第4四半期GDP(同20日11:00)に要注目です。

2016年1月の6.0%以降、豪失業率は6%以下で安定して推移しています。今回、予想の5.7%程度の失業率(12月)となった場合、雇用者数変化(12月)など、雇用の中身が市場の判断材料になるかもしれません。

その雇用者数は月ごとのぶれが大きく、市場予想とかけ離れた結果となることもある点には注意が必要です。また、フルタイム就業者やパートタイム就業者の変化など、雇用者数の内訳にも注目です。

中国経済は直近で比較的良好な経済指標を示しており、景気後退が底入れした感もあります。20日に発表されるGDPが底堅い結果となれば、豪ドルやNZドルのサポート材料となるかもしれません。

11日に対米ドルで、12日に対円で過去最安値を更新したトルコリラは、24日のTCMB(トルコ中銀)の会合を控えて下落圧力の強い地合いが続きそうです。これまで、米ドル/円に下値を支えられる場面も目立っていたことから、対円では米ドル/円の動きにも注目する必要があるでしょう。

(市場調査部)

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