市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/12/22 15:32米経済指標が数多く発表。欧米がクリスマス休暇時期も注意が必要か

[レビュー]

22日東京時間の外国為替市場は、小動き。海外がクリスマス休暇の時期で市場参加者が減少するなか、様子見ムードが強く、米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(21日)NY終値水準での“もみ合い”となりました。

NZの7-9月期GDPが発表されましたが、為替市場に大きな反応はみられませんでした。7-9月期GDPは前期比+1.1%(市場予想+0.8%)、前年比+3.5%(同+3.6%)。4-6月期分が前期比+0.9%から+0.7%へ、前年比+3.6%から+3.4%へと下方修正されました。


[これからの展開]

欧米はクリスマス休暇の時期です。そのため、様子見ムードが漂って、為替市場は比較的落ち着いた値動きになる可能性があります。

ただし、本日(22日)は米国の経済指標が多く発表されます。

<22日発表の主な米経済指標>
 ・7-9月期GDP確報値
 ・11月耐久財受注
 ・11月PCE(個人消費支出)デフレーター
 ・11月PCEコアデフレーター
 ・新規失業保険申請件数
 ・失業保険継続受給者数

11月の米大統領選挙後、FRB(米連邦準備理事会)の利上げペースが加速するとの観測が浮上。その観測が米ドル買いの原動力となり、米ドル/円を押し上げる一方、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルに下落圧力を加えてきました。

一連の経済指標を受けて、市場のFRBに対する利上げ観測が変化すれば、為替市場が反応する可能性もあるため、注意が必要です。本日発表される経済指標の中では、インフレ指標であるPCEコアデフレーターに特に注目、市場予想は前年比+1.7%です。

(アナリスト 八代和也)

------------------------------------


(※動画。音声にご注意ください)

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ