市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/11/08 17:25米大統領選の投票が今夜開始!明日の午後には結果判明!結果次第で大波乱も!

[レビュー]

8日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが軟調に推移。豪NAB企業景況感が前回値を下回ったこと(※)、及び、豪と経済的な結びつきが強い中国の経済指標が市場予想を下回ったこと(※)が背景。

※10月豪NAB企業景況感:6(前回値は8)
※10月中国貿易収支:419.9億ドルの黒字(市場予想は518億ドルの黒字)
 
豪ドル/米ドルは0.7686ドル、豪ドル/円は80.25円へと下落しました。また、オーストラリアと経済的な結びつきが強いニュージーランドの通貨、NZドルも下落しました。NZドル/米ドルは0.7315ドル、NZドル/円は76.34円へと下落。

ドル/円に関しては、米大統領選挙の結果判明を控えて、おおむね昨日(7日)のNY終値水準を中心とした持ち合い相場(相場の上昇下落の動きが少ない状態)となりました。

[これからの展開]
 
市場の関心は、引き続き11月8日(現地時間)の米大統領選挙及び上下院の米連邦議会選挙に向かっています。両選挙は州ごとに争われ、大統領選挙については、最も開票の早い米国東部では日本時間11月9日午前8時から開始されます。上下院の米連邦議会選挙に関しては、民主、共和両党のどちらが多数を握るかにより、その後の政権運営が大きく影響されます。

一部のメディアでは、米大統領選挙の結果を日本時間9日午前9時から速報する予定で、早ければ午後1時ごろに各メディアがどちらかの候補(クリントン氏もしくはトランプ氏)に「当確」を出します。

選挙結果が、外国為替市場に大きな影響を与える可能性は高いですが、結果が明らかになるまでは政治相場が主体となるだけに、これからも新たな米大統領選挙関連の報道に注意が必要です。投票日のタイムラインについては、1日のスポットコメント『米大統領選挙投票日のタイムライン』をご覧ください。 

市場に与える米大統領選挙及び上下院の米連邦議会選挙の結果に関しては、クリントン氏が勝利し、且つ、上下両院共に民主党が勝利することが最良のシナリオ(リスク選好)となり、トランプ氏が勝利し、且つ、上下院両院共に共和党が勝利することが最悪のシナリオ(リスク回避)となると想定されます。

選挙後の市場がリスク選好の動きに傾く場合、各国の株価・豪ドル/円とNZドル/円が上伸すると予想されます。一方で、リスク回避の動きに傾いた場合、各国の株価・豪ドル/円とNZドル/円が下落することが予想されます。米大統領選挙及び上下院の米連邦議会選挙の結果(内容)次第によっては、相場が大きく動く可能性があるので注意が必要です。

米大統領選挙についての注意点等については『FX マーケットスクウェア』(http://m2tv.m2j.co.jp/fxmarketsquare/20161108.html ※URLをクリックすると音声が出ますのでご注意ください)において「【直前SP】運命の米大統領選挙!ヒラリー・ユーフォリアorトランプ・ショック?」でも解説していますので、是非ご確認ください。

(市場調査部)

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