市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/11/04 14:33米大統領選が来週控えるも、米雇用統計にも注目!

[レビュー]

4日東京時間の外国為替市場では、NZドルが軟調に推移。一時、NZドル/円は75.21円、NZドル/米ドルは0.7301米ドルへと下落しました。米大統領選挙が来週控えていることや、週末ということもあり、利益確定売りとみられます。

ドル/円やNZドル/円を除くクロス円は、方向感に欠ける展開。おおむね昨日(3日)NY終値水準での“もみ合い”となりました。


[これからの展開]

市場の関心は、引き続き米大統領選挙に向いています。選挙に関する報道に為替市場が敏感に反応する可能性があるため、注意が必要です。

本日(4日)21時30分(日本時間)、米国の10月雇用統計が発表されます。米FRB(連邦準備理事会)には「物価の安定」のほか、「雇用の最大化」の責務もあるため、雇用統計はFRBの金融政策決定に大きな影響を与えると言われます。米国の雇用統計は、市場で最も注目される経済指標のひとつです。

市場予想は非農業部門雇用者数が前月比17.3万人増、失業率が4.9%。大統領選挙に関心が向いているとはいえ、雇用統計が市場予想から大きくかけ離れる結果になれば、為替市場が反応する可能性があります。その場合、堅調な結果になれば米ドルが上昇し、弱い結果になれば米ドルが下落しそうです。

来週は、火曜日(8日)の米大統領選挙投票日が最大の相場材料。その結果が為替市場に大きな影響を与えそうです。投票日のタイムラインについては、1日のスポットコメント『米大統領選挙投票日のタイムライン』をご覧ください。

NZドルは、木曜日(10日)のRBNZ(NZ準備銀行)政策金利発表にも注目です。市場では0.25%の利下げが決定されるとの見方が有力なため、政策金利が据え置かれた場合、NZドルが上昇しそうです。0.25%の利下げが決定されたとしても、声明や金融政策報告が利下げ打ち止めを示唆する内容になれば、NZドルは上昇する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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