市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/10/31 14:23RBA(豪準備銀行)が11月1日に政策金利を発表、金融政策に関する文言に注目!

[レビュー]

31日東京時間の外国為替市場は、動意に欠ける展開。ドル/円やクロス円は、先週金曜日(28日)終値水準での“もみ合い”でした。

米大統領選の民主党候補であるヒラリー・クリントン氏の私用メール問題について、米FBI(連邦捜査局)が捜査を再開したとの報道で、28日NY時間に米ドルが下落しました。FBIの再捜査の報道に対し、本日(31日)東京時間は大きな反応がみられませんでした。


[これからの展開]

明日(11月1日)12時30分(日本時間)、RBA(豪準備銀行)が政策金利を発表します。RBAは今年5月と8月にそれぞれ0.25%の利下げを実施。直近2回(9月、10月)は政策金利を1.50%に据え置きました。

政策金利は今回も据え置かれそうです。豪州の7-9月期CPI(消費者物価指数)が前年比+1.3%と、4-6月期の+1.0%から上昇率が高まったことを踏まえると、RBAは利下げを急ぐ必要性が低いとみられます。

政策金利が据え置かれた場合、市場の関心は声明における金融政策に関する文言に向きそうです。前回10月4日の声明では、「入手可能な情報や、5月と8月の会合で金融政策を緩和したことを踏まえると、理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した」とし、先行きの金融政策について言及されませんでした。今回、利下げ打ち止め(あるいは、将来的な追加利下げ)を示唆する文言に変われば、豪ドルが反応する可能性があります。

同じ11月1日に日銀も金融政策を発表します。その結果次第では、ドル/円が大きく動き、豪ドルなどの対円相場(クロス円)にも影響する可能性があるため、注意が必要です。市場では、金融政策の現状維持が決定されるとの見方が有力です。

(アナリスト 八代和也)

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