市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/09/29 15:38豪ドル/米ドルが一時0.77米ドル台へ上昇、3週間ぶりの高値

[レビュー]

29日東京時間の外国為替市場は、日経平均の上昇を背景に、円が軟調に推移。一時、ドル/円は101円台後半、豪ドル/円は78円台、NZドル/円は74円台へと上昇しました。

日経平均の終値は、前日比228.31円高の16,693.71円。昨日(28日)の米原油先物の大幅高を好感しました。日経平均の上げ幅は一時291円に達し、16,756円まで上昇する場面がありました。

TCMB(トルコ中銀)のチェティンカヤ総裁は28日、イスタンブールでの講演で、7月15日のクーデター未遂事件の影響がトルコの経済成長に若干の損失をもたらしたとの見方を示しました。一方で、7月の鉱工業生産の減少は一時的と指摘し、同国経済は10-12月期から上向くとの見通しを示しました。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは本日(29日)、一時0.7705米ドルへと上昇し、3週間ぶりの高値をつけました。21日の米FOMC(連邦公開市場委員会)後に米ドルが弱含んだことに加え、OPEC(石油輸出国機構)が28日の非公式会合において原油減産で合意したことを受けて米原油先物が急上昇したこと(豪ドル買い材料)が、豪ドル/米ドルの支援材料となっています。

ただし、豪ドル/米ドルは今年8月以降、0.77米ドルに入ると反落する状況が続いてきました。8月10日高値の0.7751米ドルに近づくにつれて、利益確定売り圧力が強まることも考えられます。豪ドル/米ドルは目先、伸び悩む可能性があります。

豪ドル/米ドル(日足、2016/5/26〜)

(出所:M2Jチャート)

(アナリスト 八代和也)

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